続いて「SUGAは、単なる寄付者ではなかった。プログラムの間は一度も遅刻をせず、むしろもっと早く来てギターの練習をして、治療者たちと事前にミーティングまでした。子供たちの目線に合わせようと大変努力した。本当に喜んでこの治療に参加した。感動した」と称賛した。
マインドプログラムは1回につき90分ずつ10回にわたって行われた。子供たちが様々な楽器で合奏を始めると、SUGAがこれをギターで調律してくれた。SUGAはまた、手紙を書く時間に自らギターで背景音楽を演奏してくれた。
チョン科長は「子どもたちのリズムとスピードに合わせて(演奏が)早くなったり、遅くなったりした。SUGAのおかげで子供たちが言葉と音楽が一緒に交わるという経験をすることができた。子供たちは音楽の先生がSUGAだということを全く知らないまま参加したということを申し上げたい」と感謝を示した。
SUGAは23日、セブランス病院に50億ウォン(約5億2000万円)を寄付し、自閉症スペクトラム障害の治療と自立のために専門治療センターを設立することになった。セブランス児童病院はもちろん、ヨンセ(延世)医療院全体を合わせてアーティストの寄付金としては最高額だ。
治療センターの名前は寄付者であるSUGAの名前を取って「ミン・ユンギ治療センター」とした。ここでは、言語、心理、行動治療など小児青少年の精神的な健康を支援し、臨床と研究を連携した多様なプログラムを運営する予定だ。