故キム・セロンさん逝去から3か月...遺作「ギターマン」がきょうベールを脱ぐ

ギチョルは速く変わる世間に適応できなかった。世間に向かって壁を作ったギチョルは無関心名態度で周囲の人たちを寄せ付けない。それに反してユジンと「ボルケーノ」メンバーたちはギチョルにいつも本心だけを見せ、優しさと情熱を通じてギチョルの壁を氷のように溶かしていった。幸せに終わりそうな映画はギチョル の過ちで今一度冷たい現実にぶつかる。ギチョルを追う過去が何なのか、ギチョルとユジン、「ボルケーノ」メンバーたちの関係がどのようになったのか、絵尾がは最後まで緊張感を持っている。

これに先立ち、先月28日に公開された映画「ギターマン」のOST「痛みのない世界」も話題を集めた。ギチョルを演じた俳優であり映画の共同演出をしたイ・ソンジョン監督が作詞・作曲とボーカルを担った。苦しい現実を生きていく人たちに小さな慰めと希望を伝えようとする「痛みのない世界」は、「生きるのが簡単じゃない」、「痛みのない世界で幸せに」など、温かいメッセージを伝える。


「ギターマン」を撮影し、故キム・セロンさんと親しくなったイ・ソンジョン監督は、「故キム・セロンさんは映画の現場で明るいエナジーをたくさん見せ、情熱もあふれていたのでかっこよく復帰することを願っていたが、OSTのタイトルのように痛みのない世界で幸せだったら嬉しい」とし、「『ギターマン』OST音源の収益は韓国生命尊重希望センターに全額寄付する」と伝えた。「痛みのない世界」の音源とMVは現在各音源サイトを通じて確認できる。

映画「ギターマン」は来たる30日に韓国で劇場公開となる。一方、故キム・セロンさんは去る2月16日にこの世を去った。「ギターマン」で確認できる故キム・セロンさんの最後の熱演に関心が注がれている。

 

WOW!Korea提供

2025.05.21