初日も残るは2組となった中、満を持してKARAが登場。ホワイトで揃えた華やかな衣装でポーズを決める姿はまさに女神そのもの。大歓声の中、「MammaMia(JP)」でハツラツとした清々しい歌声を響かせた。知英は「すごい盛り上がってますね、皆さん! 楽しんでますか?」と会場の盛り上がりに笑顔。そしてギュリは、「皆さん、実は今日は、KARAの18周年の日なんです!」と明かし、「皆さん、せーのって言ったら、おめでとうって言ってくれますか?」と呼びかけると、観客が声を合わせて「おめでとう~!」と彼女たちを記念日をお祝いした。
「I Do I Do」で大人の女性の魅力を漂わせたかと思えば、今度は可愛らしい歌詞と振付がポイントの「honey」を歌い、会場一体が多幸感に包まれたようだった。続く「STEP」では、情熱的なパフォーマンスにファンも熱い応援で応えるように熱狂。今も色褪せない名曲「Jet Coaster Love(JP)」で中央のステージに移動すると、メンバーたちは目を合わせて微笑み合い、客席にマイクを向けて一緒にサビを歌った。
「懐かしい曲を結構たくさん歌いましたが、どうでしたか?(知英)」「2階、3階の皆さんも楽しんでますか?(ヨンジ)」という問いかけに、ファンは大きな声援でレスポンス。楽しい時間はあっという間に過ぎ、ラストの「Mister(JP)」へ。華麗なヒップダンスと愛らしくも貫禄を感じさせる歌声でデビュー18周年という記念すべき日に、“これぞKARA”という最高のパフォーマンスを見せてくれた。
初日の最後を飾ったのはSUPER JUNIOR。ロック調の「SORRY, SORRY」の音楽と共にメンバーが登場。ウニョクの「皆さん楽しむ準備はできましたか?」という呼びかけで、この日一番の歓声が響き渡り、まるで単独コンサートのような熱気が会場を包んだ。続く「Bonamana」でメンバーたちは火花が噴き出るステージを走って中央のステージに移動し、ギリギリまで前に出て、全身を使った渾身のパフォーマンスを見せると、メンバーたちの覇気でファンの盛り上がりも最高潮に。
「僕たちはSUPER JUNIORです!」と挨拶を済ませると、ここからは彼らのトーク力が光る時間。シンドンは最近日本語の勉強を始めたと明かし、ファンを驚かせた。ウニョクは「ソロツアーをしながらも、SUPER JUNIORのステージをやりたいと思っていました。皆さん、会いたかったですよね?」と話し、イトゥクも「Kstyle PARTYへようこそ! 『SUPER SHOW』もいいです、ファンミーティングもいいです、でもこういうイベントっていいですよね?」とときめく気持ちを伝えた。日本公演を控えたイェソン、シウォン、ウニョク、ドンヘがそれぞれのイベントPR合戦を繰り広げる姿も、ファンを微笑ませた。
トークタイムで終始ファンを笑わせた後は、「Black Suit」でセクシーな魅力を存分に披露し、「Devil」ではファンの大きな掛け声が会場に響き渡り、一体感が生まれた。2曲を続けて披露すると、再びMCタイムに。メンバーの掛け合いが爆笑の渦に巻き込んだ中、イトゥクは「一ついいお知らせがあります。SUPER JUNIORの20周年のアルバムのレコーディングが終わりました! もうすぐカムバックします!」と電撃発表。「20周年を迎えるまで、皆さんが奇跡を作ってくれました」という言葉で、最後の曲「Miracle」へ。メンバーたちの「Hey!」に合わせ、ファンもペンライトを高く振って、最後のステージまで大いに盛り上がった。
日本で揺るぎない人気を誇るベテランアイドルからデビューしたばかりの新人アイドル、自分だけのカラーで人々を魅了している個性派アーティストまで、初日は幅広いラインナップで会場に集まったK-POPファンを魅了した3時間となった。
■開催概要
K-POP音楽祭「Kstyle PARTY」<DAY 1>
日程:2025年3月29日(土)OPEN 16:30 / START 18:00
会場:有明アリーナ
【DAY 1 出演アーティスト】
BIBI、KARA、SUPER JUNIOR、Tiger JK & Yoonmirae、YOUNG POSSE、Royal44(OPENING)
主催:FJE
共催:ハックルベリー
特別協力:コンテンツモンスター
制作:exline
運営:SOGOTOKYO
協力:Kstyle / SMD
Kstyle PARTY公式サイト : https://kstyle.com/ad/kstyleparty2025/