韓国では350回も舞台挨拶を行ったそうで、ファン・ジョンミンは「映画を通じて、みなさんとコミュニケーションが取れるのはうれしいですね。映画をお披露目するこの時間や空間が、俳優にとっては大事なものであり光栄なものでもあります。350回と聞くとちょっとビックリする数字ですが、実際には大変だとも思わず、とにかく楽しみながら舞台挨拶をしました」と、振り返った。これまでにファンミーティングなどで来日経験のあるチョン・ヘインは「本業である俳優として、出演した作品を背負っての来日は初めてですが、とても幸せで胸がいっぱいです」と話し、さらに「韓国の舞台挨拶では、階段を何度も上ったり下りたりしたので下半身が強くなった気がします(笑)」と、ユーモアあふれるコメントも。
報道陣向けのフォトセッションを終えると、ファン・ジョンミンが「この会場ぐるっと1周してきたら?」と、チョン・ヘインにサプライズ提案。歓声があがる客席にチョン・ヘインが降り立つと、さらに大きな歓声に包まれた。手を振ったり、手でハートを作ったりしながら、左右の客席最後列までしっかりと練り歩き、ファンは大興奮。チョン・ヘインがステージに戻ると、すかさずファン・ジョンミンコールも起こったが、時間の関係であえなく断念。最後は、スローガンを持ったファンと一緒に記念撮影をして、ジャパンプレミアは幕を閉じた。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
【作品情報】
■作品名:『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』
■公開日:4月11日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
ストーリー
善悪の境界線を越えるな 悪人を私刑する“犯人”は殺人鬼か正義のヒーローか? 韓国で750万人が熱狂した善悪の境界線を揺るがすクライムアクション ベテラン刑事ソ・ドチョルと、凶悪犯罪捜査班の刑事たち。法では裁かれなかった悪人が連続して殺された。不条理な司法制度に憤っていた世論は、私刑を下す犯人を善と悪を裁く伝説上の生き物“ヘチ”と呼び、正義のヒーローともてはやすようになる。新人刑事パク・ソヌが加わり、事件は解決に近づくかのように見えたが・・・。
監督:リュ・スンワン
脚本:リュ・スンワン、イ・ウォンジェ
上映時間:118分
出演:ファン・ジョンミン、チョン・へイン、アン・ボヒョン、オ・ダルス、チャン・ユンジュ、オ・デファン、キム・シフ、シン・スンファン
2024年/韓国/韓国語/118分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/字幕翻訳 根本理恵
提供:KADOKAWA Kプラス MOVIE WALKER PRESS KOREA
配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス
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