「単独インタビュー」グァンス(超新星)、誕生日ライブ「It’s My Life」を着実に準備中! 「自分らしい人生を歩む。それはブレないこと」

-- これまでにいろんな人と出会ってきたと思いますが、グァンスさんの人生に深く影響を与えてくれた人物といえば? 

グァンス:本当に数えきれないくらいたくさんいますが…。2020年に「脳内ポイズンベリー」という舞台に参加させていただいて、主役は市原隼人さんだったんですけど、その稽古中に彼が「いま自分たちが準備している芝居をチケット代を払って来ていただくお客さんに、本当に自信をもって見せられますか? 皆さん?」って言ったんです。その言葉を聞いて、すごく心を打たれました。舞台だけじゃなくて、ライブだったり、発売するアルバムだったり写真集だったり、そういうものってお金がかかることですし、ライブとか舞台に行くためにホテルとか新幹線とかの準備もあって、会社の休みも取らないとですし、本当にいろんな思いで会場に足を運んでくださるわけじゃないですか。なのに、自分が準備しているこの芝居を、そういった思いで来てくださる皆さんに自信をもって見せられるのかな…って思って…。その言葉を聞いてからは、メンバーとのライブとかソロのライブ、それからお芝居もそうですし、以前より責任感がすごく強くなったと思います。見に来てくださる皆さんの思いにちゃんと応えられるように、皆さんが「ここに来て良かった、これ買って良かった」って心の底から思ってもらえるようにしないとっていう責任感が強くなったんです。なので、あの言葉にすごく感謝しています。本当に素敵な方だなって思いました。

 

-- 超新星のライブについてもおしえてください。準備はもうしていますか?

グァンス:いままさに準備をしている最中で、何回も何回もユナクと電話をしました。打ち合わせをしたり、つい最近ライブのビジュアルの撮影とか本番で流れる映像の撮影とかもしてきました。今回は皆さんに楽しんでいただけるような要素をたくさん入れたいなって思っていたので、映像とかビジュアルに力を入れました。それから恥ずかしいんですけど、今回初めてライブで流れる映像の演出に挑戦させていただきました。メンバーが撮っているときもずっとカメラを見て、「いいよ。ソンジェいま良いよ。あーいまは笑わないで良いから」とか指示しながら(笑)。でも、すごく楽しかったです。できたものを見るのも楽しみですし、それを皆さんがどんな風に思ってくださるのか、すごく気になって気になってもうしょうがないです。セットリストも懐かしいなって思うような曲だったり、「あーきた、これぞ超新星」って気持ちになれるような曲もたくさん入れています。皆さんに期待していただいても全然構わないってくらい自信があります。

 

-- 先ほどスチール撮影をされているのを少し拝見していたのですが、「このライトならあの衣装が良いんじゃない?」とかアイディアを出していたので、以前から演出とかアイディアを出すようなクリエイティブなものに興味があったんですね。

グァンス:実は前は自分のアイディアを言うタイプじゃなかったんです。自分はプレイヤーであって、カメラマンだったりPV撮影の監督さんだったり、皆さんプロの方じゃないですか。自分もプロのプレイヤーとして、自分が任されたパフォーマンスを完璧にやって、プロのカメラマンも自分の仕事を完璧にこなす…。なので、僕が口出しして邪魔をしちゃいけないかなとか、言うことによって無茶苦茶になって迷惑をかけてしまうかなっていう思いもあって特に自分から言うことはありませんでした。今でもそういった考えはあるんですけど、迷惑をかけない範囲で自分のアイディアを言えるようにはなりました。

-- 言えるようになったきっかけがあったんですか?

グァンス:コロナ禍の間にクリエイティブなことに興味がどんどん沸いてきて、自分でこういうのを撮ってみたいなって思うようになってカメラを買って動画を撮ったり編集をしてみたりするようになったんです。自分でやっていくうちにアイディアが浮かぶようになって、コロナ禍が落ち着いてきてからメンバーのソロステージの演出もやらせていただくようになりました。もちろん自分がプレイヤーとして皆さんの前に立たせていただくことが一番好きなんですけど、裏方として物作りをするのもすごく楽しいことだなって思うようになったし、自信も持てるようになって、だからカメラマンさんに迷惑をかけない範囲でアイディアを言えるようになりました。楽しいですよね。自分がアイディアを出して、その結果物が良かったらすごく嬉しいことだなって。自分が演出したメンバーのライブステージを遠くから見てメンバーが自分の想像した通りにステージで輝いているのを見たら自分のことのように嬉しいです。

 

-- そういった経験をすることによって視野も広がりますよね。客観的に物事を見ることもできますし。

グァンス:それはすごく思います。昔の自分だったら、たぶん自分のスタイルに固執していたかもしれないです。例えばゴニルのステージの演出を任されたとしたら、ゴニルの魅力を活かすんじゃなくて、ゴニルにグァンスを求めていたと思います。でも、客観的に見ることができるようになって、ゴニルならこうしたら一番輝くんじゃないか、このゴニルのステージを見たファンの皆さんはこう言うゴニルが一番好きなんじゃないかというのを考えながら演出できるようになったと思います。だから、今回の超新星の映像の演出はとても楽しくて、こうやったら良いんじゃないかなとか、これをしたら皆さんがきっと喜んでくれるんじゃないかなとか考えながら作っていきました。

 

-- 4月のライブが楽しみですね。今後、新たに挑戦したいことはありますか?

グァンス:実は2026年にとあるプロジェクトをやりたいなって思うことが一つあリます。それを全て自分で作り上げて皆さんにお届けしたいと思っていて、それをいま現在進行形でやっているんですけど、それが自分にとって新たな挑戦になると思います。結果の良し悪しは置いておいて、無事に皆さんのもとにお届けできたらなって思いますし、それを楽しみに待っていてくださいとお伝えしたいです。実はそのプロジェクトが浮かんだのが2週間前のことで…。やってみようかなって思って次の日に行動したので、いまはなんとなく形になっています。まだ乗り越えなきゃいけないことはたくさんあるんですけど、個人的にも楽しみにしていることです。それからもう一つは、2025年はダークな役柄をやらせていただければなと思っています。

-- 4月に誕生日がありますが、自分自身にプレゼントを贈るとしたら何を贈りたいですか?

グァンス:実は最近自分にプレゼントをしたばかりで(笑)。早めの誕生日プレゼントなんですけど、最近めちゃくちゃタンブラーにハマっていて、好きなブランドのタンブラーを全部揃えないと気が済まない性格だからタンブラーを買いました。たくさん集まったので、ステージの上で気分によって変えようかなって思っています。去年は眼鏡にハマって眼鏡もいっぱい買いました。軍隊に行く前までは、もっぱら自分へのご褒美は車とか大きなプレゼントをしていたんですけど、いまは「これはステージでも使えるかな」とかそういう感じで買うものが多くなりました。過去の自分を反省しながら節約するようになりました(笑)。

 

-- 最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

グァンス:2025年はまたどういう形で皆さんにお会いできるか、そしてどういう形で皆さんに自分にしかできないエンタメっていうものをお届けできるのか、個人的にもすごく楽しみです。そして、まだまだ発表できずにいるものもあるんですけど、「待ってました!」って皆さんが思えるような仕事も結構決まっているので、2025年はより一層皆さんに楽しんでいただけると思います。いい音楽、いい芝居を皆さんにお届けできるように自分自身も本当に毎日、毎日自分を磨きながら頑張っていますので、2025年の活躍を楽しみにしていただきたいなと思っております。そして、2025年4月21日と22日のバースデーライブはいろんな意味でまた挑戦になっていますし、毎年、毎年こうやって誕生日の当日に皆さんと過ごせられるような人になれている自分はどれだけ幸せなんだろうって感謝の気持ちでいっぱいです。その感謝の気持ちを込めて最高のステージをお届けしたいなと思いますので、迷っている方は迷わず来ていたけたら幸いです!よろしくお願いします。ありがとうございます。

取材:Korepo(KOREAREPORT INC.)

 

「KwangSoo 2025 Birthday Live 『Its My Life』」

日時:

2025年4月21日(月)Acoustic Live

2025年4月22日(火)Special Live

1部:開場13:30 / 開演14:00 2部:開場18:00 / 開演18:30

会場:浅草花劇場(東京都台東区浅草2-28-1)

チケット代:全席指定:12,800円(税込)

※ドリンク代 別途500円

※未就学児入場不可

※営利目的の転売禁止

公演に関するお問い合わせ:[email protected]

2025.03.11