SUPER JUNIORシウォン、「彼女は綺麗だった」で空前絶後のコミックキャラクターを好演

201510020836774330_560dc3eb685c3

SUPER JUNIORチェ・シウォンが、「彼女はきれいだった」で空前絶後のユニークなキャラクターを演じて好評を得ている。これ以上崩れることが出来ないくらい回が進むほどにもっとユニークさを増して視聴者の笑いを誘発している。このドラマの明るくて愉快な雰囲気を一手に責任を持つ演技を見せている。
シウォンは、現在MBC水木ドラマ「彼女はきれいだった」で、キム・シンヒョクを演じている。 シンヒョクは皆の予想どおり以外さを持った男だ。外見とその行動は高級さとは距離が遠いが、知ってみれば財閥の息子という伏線が敷かれた状態だ。シンヒョクは、不精ひげと副編集長のチ・ソンジュン(パク・ソジュン)の下着を勝手に着てしまうという自由奔放さを持っている。

ソンジュンを荒てさせるように突然抱きしめて妙な雰囲気を作るなど、ずうずうしくて恥知らずなほどにいたずらっ気が多い人物だ。1日に放送された第6話もシンヒョクが作り出す愉快ないたずらがドラマの楽しさを高めた。ソンジュンにパンツを貸してくれと叫びながら目を見開いたり、ちょこちょこと追い回してまるでコメディーを見るように大げさなアクションをするシンヒョクの様子は笑いが噴出せざるを得なかった。

だからと言ってシンヒョクが軽い行動ばかりする人物ではない。外見にコンプレックスがあるキム・ヘジン(ファン・ジョンウム)を積極的に助けて、外見ではなく心を推し量ることの出来るやさしい男であることを見せてくれた。笑わせながらも心は温かい男だということだ。こんなシンヒョクは、初放送からユニークな人物として描かれた。シウォンはふてぶてしいほどのコミック演技をみごとにこなして「彼女はきれいだった」のコメディーの大きな比重を担当している。

どこか笑えるが秘密がありそうで、心の隅々まで美しいのでコミックな演技がストーリーによく解けこんでいる。その上ハンサムなシウォンがビジュアルを放棄してそのごとく崩れたおかげで、キャラクターをよく消化しているからこそ可能な事だとも言える。シウォンはデビュー以来、ここまで崩れたことがあるだろうかというほどに決心したように視聴者を笑わせている。
普通、笑わせようとするとストーリーとうまくかみ合わないことが多いが、彼はシンヒョクがヘジンに細かな気配りをする様子を纎細に演じている。自然に声を変えるとか、ユニークな表情でシンヒョクの生き生きした感じをいかしながらもぎこちなくならないように表現している。デビュー後、SUPER JUNIORとしての活動と演技を並行してきた彼は、今度のドラマでしっかりと積んで来た演技の経験を思いのままに噴出させている。

「彼女はきれいだった」は、ハツラツとしたロマンチックコメディーとしてののはじけるような設定を設けながらも、ソンジュンとヘジンがお互いに惹かれていく過程を説得力を持って描き、視聴者から愛されている。

2015.10.03