「イカゲーム2」監督、「薬物中毒ラッパーにキャスティングのT.O.P(元BIGBANG)、勇気が必要だった。満足」

 

T.O.Pは2017年に義務警察に入隊したが、2016年に自宅で大麻を吸った疑いで執行猶予を宣告された。その後、引退を示唆して「BIGBANG」も脱退したが、「イカゲーム2」で芸能界に戻るという事実が知られると非難世論が大きくなった。さらにT.O.Pが引き受けたタノスは「薬物中毒ラッパー」という設定を持つキャラクターだった。


「イカゲーム2」公開以前、ファン・ドンヒョク監督は「キャスティングすることにしたときは、かなり時間が経ったときだった。執行猶予期間が終わり、また何か仕事を始めることができる時期になっていないだろうかと判断した」として「ところが私の考えよりはるかに多くの方々が心配され、私の考えが間違っている可能性があると思った」と明らかにした。それでも多くの検証を経て、結果物として見せることができるという自信ができたという。

しかし、キャスティング強行について論議は収まらなかった。これを意識したのか、T.O.Pは結局最近行われた「イカゲーム2」の制作発表会と予定されたラウンドインタビューなどの広報日程から外れた。また、ベールを脱いだ「イカゲーム2」では劇に溶け込めないT.O.Pのキャラクターの不自然なセリフとラップが演技力の問題として酷評されている。

2024.12.30