(オフィシャル)
韓国のファンの中でも大人気の楽曲「ダンスホール」の音楽と共に、CGV龍山アイパークモールのスクリーンに登場したMrs. GREEN APPLEの大森元貴さん、若井滉斗さん、藤澤涼架さん。
大森さんは「こんにちは!昨日も今日も明日も大森元貴です 会えてうれしいです」と韓国語で嬉しさを語りつつ挨拶。若井さんは「今回劇場に遊びに来てくれて有難うございます。今日は僕たちと一緒に楽しんでください」、藤澤さんも「今日は来てくれて本当に有難うございます」と続き、3人とも貴重な韓国語での挨拶を披露してGVがスタートした。
始まったクロストークではMC・ユン·ジヒャンさんからまず韓国へ訪問した感想を聞かれ、大森さんが「寒いね!」とひとこと発し、会場が笑いに包まれました。続いて若井さんが韓国語で「本当に寒いよね。日本より寒いです。僕はとても寒がりなんです。でもご飯もおいしいし、韓国の皆さんもとても暖かくて、僕の心も温かくなりました」と韓国との親密な距離感をアピールしました。
続いて、韓国公開の感想を改めてお聞きすると、代表して大森さんは「本当にありがたいですね。日本でおこなったツアーがまず日本で映画化されて、そして韓国のこの地で公開されるというのは凄く光栄です」と語り、続けて本作を制作したきっかけを「我々の曲は凄くポップで明るい作品に思われることが多いのですが、歌っていることは実は凄く孤独について歌っていたりもするので、それをまた違った形でエンターテインメントに落とし込むにはと考えた時に、こういった音楽劇をお届けするのが面白いのかなと思って制作しました」と作品に対する想いを伝え、さらにライブ公演を映画に再構築するにあたって「表情とかが映画だと細かいところまで見えるので、そういう繊細な部分に気を遣いました」とポイントを話されました。
すべてを白に彩られた「ホワイトラウンジ」の世界観の設定に関してやライブ時に設けたドレスコードについても大森さんは「やはりドレスコードがあると没入感が出て、イマーシブな体験ができますし、白は何も染まっていない無地だと思うので、観る人によって感じ方が変わるようにしたいなと考えました」と魅力の詰まった裏話を披露し、観客を魅了しました。
出演されて特に愛情のこもったシーンについて聞かれた若井さんと藤澤さんはそれぞれ「映画の中で演技をするパートがあるんですけど、僕たちは演技が初めてだったので大変でしたが、楽しめました」と韓国語で若井さん。大森さんはそれを受けて「若井はひどい男を演じていましたね。人たらしでした」と笑いを誘いました。続けて「僕も『劇場!』と演技するところが、普段の自分と違う感じがして楽しかったです」と藤澤さん。それぞれ初演技の体験を語られました。
その後、大森さんの楽曲制作についても言及。曲や歌詞のインスピレーションについて大森さんは「子供の頃も大人になっても寂しさを感じる瞬間というのは全年齢を通して同じ感覚だと思うのですが、そういう寂しさの部分や人の温かさや人を大事にする気持ちから着想が来ていると思います」と心の内を話しました。
そして、今後の韓国での活動について「来年2月にライブでお邪魔しますね」と大森さんが2025年2月15日(土) -16日(日)にて韓国公演【MGA LIVE in SEOUL, KOREA 2025】を開催することに触れると、観客からは『行きます!!』という大きな歓声が上がり、大森さんは「チンチャ?(本当?)」と話すと、そこにいる観客のすべてが「はい!」と声を上げた。
続いて、韓国で食べたい料理、またはすでに来韓され食べた料理について聞かれ、「冷麺が食べてみたいです。昨日はサンナクチ(生ダコの踊り食い)と、辛いラーメンを食べました」と若井さん、「タッカンマリも食べたいなと思い、楽しみにしています!」と言う藤澤さんと、韓国料理についてクロストークが和気藹々と展開されました。
その後、観客の皆さんから事前に募集した質問に答えていくミセスの皆さん。
まず初めに「メンバーの皆さんにとってMrs. GREEN APPLEとはどんな存在?」という質問に対して、「私にとってMrs. GREEN APPLEは大きい愛で家族以上の存在です」と韓国語で愛を語る若井さん、そして「僕にとってはお家のような存在です。最近それぞれ色々な活動をしているのですが、その各々の活動がMrs. GREEN APPLEというお家にまた帰ってくるという感覚があります」と藤澤さん。それを受けて大森さんも「確かに。地元のような、実家みたいな感じですね」とそれぞれの絆を感じた一幕となりました。
次に「新年に初めて聴く曲がその年を決めるという話がありますが、韓国のファンに2025年の最初の曲として聴いてもらいたいMrs. GREEN APPLEの曲は?」という質問に対して、「『StaRt』です」と若井さんが話すと、他のメンバーも納得し、「デビュー曲だね、僕らの」と大森さん、「始まりの曲なので、一年の初めにぜひ聴いてほしい一曲だと思います」と藤澤さん。
続けて「本作は感情に問いかける物語だと思いますが、生きていく中で憂鬱のような感情が上がってくる時の克服方法は?」という質問に対して、「僕はたくさんのJAM’Sがいてくれることがとても嬉しいので、そういうことを考えて乗り越えられます。韓国にもたくさんいていただけるので、そういう方々の存在を感じると一人じゃないと思います」と大森さんが愛のある回答をしました。そして次に若井さんが「私はお風呂に入ることです。リラックス効果があります」と話し、会場は爆笑に包まれました。
続いて「自分自身に希望を与えることができたMrs. GREEN APPLEの曲は?」という質問に対して、「『ビターバカンス』という最新曲で、肩の力を抜いていいということを歌ってることがほっとするなと感じます」と藤澤さん、「『ケセラセラ』です。聞いたら心から力がでます」と若井さん。大森さんは「『ダンスホール』がやはり気持ちが上がります。前向きなだけの歌詞じゃないので奮い立たせられます」とそれぞれに答えました。
続いて「韓国で行ってみたいところは?」という質問に対して、「ハンガンに行ってみたいです。夜景を見に行きたいです。」と若井さん、「凄く寒いからこそ、雪景色をみたいです。」と大森さん。「素敵な街がいっぱいなので、街をゆっくり回ってみたいです。」と藤澤さん。
次に「好きな韓国語や自信がある韓国語はありますか?」いう質問に対して、「りょうちゃんが言った『ファジャンシレ ポゴシッポヨ(トイレが見たいです)』という言葉ですかね。『ファジャンシレ カゴシポヨ(トイレに行きたいです)』なのに『トイレが見たいです』とずっとりょうちゃんが繰り返していました。と若井さん。その後、「トイレがいきたいです」の韓国語を改めて学んだ藤澤さん。会場は笑顔に包まれました。大森さんが『キデヘチュセヨ(楽しんでください)』という言葉を挙げ、「ずっと昨日から使っていました。とっても響きが好きです」と大森さん。その後、MC・ユンさんから「観客が聞きたい韓国語があると思いますが?」と振られると、若井さんが「サランヘヨー(愛している)」と答え、歓声が上がりました。
そして「今までに見られなかった新しい感じのコンサートでしたが、本作は楽曲の順番を先に決めたのか、コンサートの構想を先に決めたのかどちらですか?」いう質問に対して、「コンセプトを先に決めて、それに沿うように曲とストーリーを組み立てていきました」と大森さんが答えました。しっかり一つ一つの質問に丁寧に答え、観客の皆さんと交流しました。
最後は観客の方々にメッセージ。藤澤さんが「今日はありがとうございます。韓国の方にたくさん楽しんでいただけたらと思います。今日は楽しかったです。」と話せば、イベント通してすべて韓国語を話された若井さんは「今日は楽しい時間をありがとうございます。The White Loungeを楽しんでいただけたら幸いです。2月にまた会いましょう。」と、観客とライブでの再会の約束を交わし、大森さんは「こうして韓国に初めてMrs. GREEN APPLEとして来られてとてもとても嬉しかったです。有難うございました。次は2月に遊びに来るので、ぜひ楽しみにしていてください!」と、韓国でのGVへの感謝を込めて、しっかり想いを伝えました。
最後に、フォトセッションにて手でハートポーズを作り、観客の皆さんと一緒に撮影しました。
異例中の異例の音楽劇となったライブツアー、その映画の大ヒット、そして海を飛びこえての韓国での上映。『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA』GVは、終始笑顔の絶えないミセスの魅力が改めて伝わった素敵なイベントとなりました。