チ・チャンウクは江南の無法者として生き残ってきたユン・ギルホというキャラクターをしっかりと見せるために生々しいアクションを素早く華やかに仕上げ、視聴者の脳裏に強烈な印象を残す。
ボクシングと格闘技をベースにしたアクションを駆使するカン・ドンウ特有の重々しさを表現するために、なんと18kgも増量したと明らかにしたチョ・ウジンも序盤から打撃感が感じられる現実的なアクションで視線をひきつけるなど期待を高めている。
カカオエンターテイメントのスタジオレーベルであるSANNI PICTURESは、今年下半期でのみ映画「クロス」、「リボルバー」に続き、シリーズ「江南Bサイド」までなんと3本の新作を輩出した。
このスタジオは「新しき世界」、「アシュラ」、「ハント」、「このろくでもない世界で」など、主に重々しい犯罪アクションノワール映画を制作して披露してきた。吸入力のある叙事詩と感覚的な演出、キャラクターにぴったりのキャスティングで特有のジャンル的な楽しさを最大化し、いわゆる「アクションノワールの名家」として確固たる足場を構築した。
特に、今年下半期に披露した映画「クロス」が2週連続でNetflix映画(非英語)でグローバル1位にランクし、映画館で観客に会った「リボルバー」は「プイル(釜日)映画賞」で最優秀作品賞など3冠を果たし、「青龍映画賞」でも5つの部門にノミネートされて人気と作品性を認められている。
昨年カカオエンターテインメント、Baram Picturesと共同制作したディズニー+のオリジナルシリーズ「最悪の悪」が「百想芸術大賞」のテレビ部門演出賞を受賞し、ノワールの名家としての位置を証明した。