これに先立ち、リュ・スンリョンはメディア配給試写会で「コミカル演技にすごく悩んで泣いたこともある」と打ち明けたことがある。
「コミカル演技は依然として難しくて苦労する。じっくりと絞り出したコールドブリューの一滴のように大変だ。現場で私たちだけが笑えばいいのではなく、観客の皆さんが見る時に完成するものなので、そういう部分がとても緊張する。アクション映画と同じようにものすごく体力を消耗する。見えないオーラをつかむのが大変で、これが最善なのかと悩みながら撮った」
リュ・スンリョンは最近、コミカル演技が上手な俳優たちが多すぎると発言した。
「チョ・ジョンソクやユ・ヘジンもすごく上手で、カン・ハヌルがとてもおもしろい。『平壌城』で共演した時は真剣だったが、『パイレーツ:失われた王家の秘宝』とか『30日』とかおもしろくてびっくりした。アン・ジェホンもそうで、コ・ギョンピョもチン・ソンギュも、ほんとにおもしろい俳優がたくさんいる。チュ・チャンミン監督が『オッケーに近いだけで、オッケーではない』とよくおっしゃってたが、コメディーも同じ。気持ちの良い状態を維持させながら客観視しなければならないので、いっぱいいっぱいになる」と話した。
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