Q.「Magnetic」は、2024年最も人気のあるK-POPの一つとしてILLITのデビューを飾りましたが、「I’LL LIKE YOU」はILLITにとってどんな意味のあるアルバムになると思いますか?
MINJU:今回のアルバムは、これまでお見せしたILLITの率直な魅力を強化すると同時に、新しい雰囲気の曲で私たちの色を広げる挑戦でもありました。私たちはこれからもお見せしたい音楽がたくさんありますので、これからも多くの関心を寄せてもらえるとうれしいです。
Q.「Magnetic」のヒットに、家族や友人など周りの反応はいかがでしたか。今回のアルバムではどんな反響を期待していますか?
IROHA:日本の友達が、街中で私たちの歌や写真を見つけたときに、それを撮影して送ってくれたのがうれしくて幸せでした。今回のアルバムの曲もたくさんの方々に幸せをお届けできればと思います。
- 「Cherish (My Love)」のMVに、“ガム”や”歯”といったモチーフがたくさん出てきますが、これらにはどういう意味が込められているのでしょうか。
YUNAH:MVで使われた“歯”は、“親知らず”のこと指しています。最近、私が親知らずを抜いたのですが、メンバーや同年代の友達も親知らずが出てくる年代なので、こういったアイディアに着目しました。メンバーたちがそれぞれの親知らずを見て、その感情を表すということが、突拍子もなくて、好きなことに真っすぐに直進するという私たちの感情を上手く表現できたと思います。
Q.公開されたブランドフィルム には「ILLITはILLITの道を歩み続ける」というメッセージが込められていましたが、ILLITが思うILLITの道とは何なのか具体的に説明してもらえますか。
YUNAH: 私たちは、2枚目のミニアルバムという目標に向かって頑張ってきました。メンバーだけでなく会社のスタッフ、GLLITのみなさんに伝えたい言葉をブランドフィルムに収めました。揺ぎなく私たちは私たちの道を歩んでいくというILLITの心を伝えたかったです。そして、たゆまなく進もうという私たちの誓いも込めました。
Q.最近、事務所関連の問題で色々と苦労があったと思いますが、この期間どのように過ごしていたのか、どういった思いなのか気になります。
YUNAH:どのような状況でもILLITを変わらず応援してくれるファンのことを考えながら、より良い姿をお見せするために一生懸命ミニアルバムの準備をしました。 その期間、結成1周年もあったりして、ILLITを好きでいてくださるみなさんの心を守ってあげられるように、私たちだけの色をきちんとお届けすることだけに集中しました。
Q.デビュー初期、ライブに関する議論などもあったと思いますが、こちらについての考えもお聞かせください。
IROHA:多くの方のご意見をしっかりと受け止めて、より良い姿をお見せするために、ライブの細かいディテールもチェックしながら、練習してたくさん努力をしました。これからももっと成長するILLITになっていきます。
Q.「Magnetic」で非常に良い成績をあげましたが、今回のカムバックのプレッシャーにはならなかったでしょうか。また、今回のアルバムを通じて新しい目標はありますか。
MINJU:「Magnetic」では本当にたくさんの愛をいただき、特別な経験をさせていただきました。その愛に力とエネルギーをもらって、もっと良い姿をお見せしたいと思います。今回のアルバムでは、前回よりもっと成長したと言われたいです。そして、そういった成績を多くの方々、そしてGLLITにお見せしたいです。
- 「Cherish (My Love)」の振り付けは、SNSでとても話題になりそうですが、一緒にチャレンジしたいアーティストはいますか?
:個人的には、最近デビューした「FIFTY FIFTY」の活動をよく見ていて、知り合いのメンバーもいるので、一緒にチャレンジできたらと思います。
- MINJUさんが韓国の音楽番組「MUSIC BANK」のMCに抜擢されましたが、錚々たる先輩たちのバトンを受け継いだことに関して感想を聞かせてください。また、「MUSIC BANK」で1位になったときの公約があれば教えてください。
MINJU:「MUSIC BANK」のMCになれて大変光栄で、うれしく思います。まだまだ足りないところがたくさんあるので、素晴らしい先輩方のようにかっこいいMCになりたいと思います。もし1位になったら、MCでもあるので、より幸せでうれしいと思います。公約は、タイトル曲「Cherish (My Love)」からチェリーが連想されると思うので、チェリーのカチューシャをつけてウィンクをするのはどうかなと思います。
MOKA:もし1位になれたらMVに出てきた“歯”の小物や小道具を使ってアンコールしても面白いと思います。
- 今回のカムバックで最もお見せしたいのはILLITらしい姿だと思いますが、メンバーが思うILLITらしさとは何でしょうか。 また、今回の活動で目標として立てていることはありますか。また、言われたいことはありますか。
WONHEE:ILLITらしさというのは、ILLITの音楽に最も多くのポイントがあると思います。私たちの音楽は私たちの考えをもとに曲のテーマを決めることが多いです。そういった過程でILLITらしさが出てくると思います。同年代が思う考えもたくさん込められているので、音楽に私たちの考えが溶け込んでいるというところがILLITらしさを示していると思います。また、ILLITの面白い歌詞を通じて、共感を呼び起こすこともできると思います。今回の活動の目標については、小さな目標ですが、MINJUが「MUSIC BANK」のMCをしているので1位を獲得して、MINJUからトロフィーをもらいたいです。
YUNAH:個人的に言われたい言葉は「第5世代を代表するリーダー」、「Z世代を代表するアイコンアイドル」といった言葉を言われたいです。
- 音源チャートで希望している成績はありますか。また、先ほど映像を見ていたらクレジットにバン・シヒョクプロデューサーの名前が見えました。今回のアルバムの準備の過程でプロデューサーからどのようなアドバイス、応援のメッセ―ジをもらったのか教えてください。
WONHEE:「Magnetic」ほど大きな人気を期待して、今回のアルバムを準備したわけではないのですが、仮に楽しい想像をして「Magnetic」のようにビルボードにチャートインできたら本当に素晴らしいのではないかと思います。また、プロデューサーからはダンスのディテールや、どのように曲を表現したらいいか、表情はどうしたらいいのか細かくアドバイスをいただきました。
質疑応答を終え、最後にWONHEEからのあいさつでショーケースを締めくくった。「正直『Magnetic』があまりにも大きな人気となり、その人気が実感できないほど大ヒットしたので、今回のアルバムを準備しながら少し負担にも感じました。でも、今回のアルバムの曲も、みなさんが私たちを見て楽しいと思ってくださればいいなと考えながら練習をしました。ILLITらしさでいっぱいのアルバムなので、たくさんの愛をお願いします」
画像:(P)&(C) BELIFT LAB Inc.
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)