チ・チャンウクは長い髪にレザージャケット、華やかなアクセサリーなどを活用した強烈なビジュアルでユン・ギルホのキャラクターを最大化させた。その中でも目立つのは、まさに彼の顔についた多くの傷だ。
「撮影のたびに傷の扮装をするのに多くの時間をかけた」というチ・チャンウクは、「ヘアスタイルや衣装、イヤリング、タトゥーなどももちろん重要だったが、私が最も重要に考えたのはまさに顔にできた多くの傷」とビハインドを明らかにした。
続いて「ユン・ギルホはすっきりとした表情を見せたことがほとんどない」として「キャラクターがどんな人生を生きてきたのかを暗示し、表現できる最大の装置だと思う」と伝えて一瞬の気のゆるみも許されないような1日1日を生きてきたユン・ギルホの隠された物語に対する好奇心を刺激している。



また、チ・チャンウクはユン・ギルホに対して「自分の見方と見方でない人の境界が明確ではっきりした人物」として、周囲の人物との関係を表現することに重点を置いたと付け加えた。
これと共に「セリフより目つきや行動で表現する人物なので、各シーンのたびに動線に集中した」として「また新たな挑戦だった」と感想を伝えた。

前作に続いてチ・チャンウクともう一度呼吸を合わせた俳優チョ・ウジンは「前よりアップグレードして私の前に現れた。さらに幅広くなり深くなったという感じを受けた」として「チ・チャンウクの魅力の拡張版を見ることになるだろう」と絶賛して作品への期待を高めた。
「江南Bサイド」は、11月6日にディズニープラスで公開される。