「イベントレポ」iNKODE JAPAN初主催ライブ『iNKODE to PLAY』でCSOジェジュンが魅せる“音楽の祭典”とiNKODEの“未来”、「SAY MY NAME」の世界初パフォーマンス(オフィシャルレポ)

色鮮やかなペンライトの光に包まれた幕張メッセイベントホールに荘厳な音楽が流れ、JAEJOONG(ジェジュン)が設立した事務所・iNKODEが歩んだ軌跡の映像が流れる。iNKODE JAPAN初の主催ライブ『iNKODE to PLAY』の幕開けだ。

ステージ中央のLED越しにJAEJOONGのシルエットがゆっくりと現れると、デビュー20周年を記念したフルアルバム『FLOWER GARDEN』収録の「Devotion」からライブはスタート。ステージを左右に移動しながら、冒頭からロック全開で観客に向けて熱く歌い上げる。

続いて「9+1#」、「Big Revolution」とロックナンバーが続く。「Everybody, put your hands up!!」と観客をあおり、さらに会場のボルテージを上げると、その後のMCでは「iNKODE to PLAYへようこそ!みなさん楽しんでいますか?ここまで来てくれて本当にありがとう!」とまずファンへの感謝からはじめるJAEJOONG。「ロック・ジェジュンはどうですか?」「僕は昨日8時間寝られたんですよ、みなさんもたくさん寝てくださいね」などと、優しく観客に語りかける場面も。

あいさつのあとは、壮大なバラード曲「Walking On Water」を経て、「Dopamine」の分厚いギターリフが会場に鳴り響く。マイクからメガホンに持ち替えて歌うお決まりの演出を魅せ、頭を前後に振りバンドサウンドを全身に浴びながら熱唱。

その後、JAEJOONGがステージを去ると、「僕が『せーの』と言ったら『SAY MY NAME!』と叫んでね」と観客に呼びかける。JAEJOONGの掛け声に合わせて会場中のファンから「SAY MY NAME」の名前が呼ばれると、スクリーンにトレーラー映像が流れ始めた。いよいよ、韓国デビューに先がけて全世界初パフォーマンスとなる待望の7人組ガールズグループの登場だ。幕張メッセにいる全ての者が固唾を呑んで行方を見守る。観客はもちろん、制作スタッフ、関係者、所属事務所、そしてステージを降りたばかりのJAEJOONGさえも―。その場にいる全員がその一瞬一瞬を刮目し、ついにそのときが訪れた。
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2024.10.10