放送終了間近「My name is ガブリエル」、パク・ボゴム→JENNIE(BLACKPINK)効果はなかった?…1%台の視聴率が続き苦々しくエンディングへ

バラエティー番組「My name is ガブリエル」が放送終了までわずか1回のみを残している。キム・テホプロデューサー(PD)の新作バラエティーに話題の出演陣が総出動し、期待が大きかったが、1%台の視聴率が苦々しさを醸し出す。


JTBCのバラエティー番組「My name is ガブリエル」(以下、“ガブリエル”)が、10月4日の最終回放送を控えている。6月に初回放送された「ガブリエル」は、誰も自分を知らない場所で、世界80億の人口の中の一人の名前で、72時間“実際のその人物の人生”を生きていく番組。「無限に挑戦」の全盛期を率いたキム・テホPDの新作で、放映前から大きな関心を集めた。

特に、早くから予告された出演陣のラインナップが話題となった。俳優のパク・ボゴムからDEX、「BLACKPINK」のJENNIEまで。高い話題性を誇る人物たちが出演を確定させたのだ。また、ホン・ジンギョンやパク・ミョンスなど、笑いが保障された人物まで加わり、どんなバラエティーとなるのか関心を呼び集めた。

しかし、「ガブリエル」は序盤から、ナ・ヨンソクPDの新作バラエティーtvN「ソジンの家2」と同時間帯で対決し、惜しい結果を生んだ。その後、3話の放送からは、時間帯を移し、視聴者たちの選択の幅を広げたが、1%台の視聴率の苦戦を逃れられなかった。(ニールセンコリア、全国有料世帯基準)

金曜日の夜、癒しのバラエティー番組がお茶の間の笑いをもたらすのには足りなかったのだろうか。パク・ボゴム、チ・チャンウク、DEXの活躍にも、視聴率は1%前・中半を維持するだけだった。キム・テホPDが打ち出した新鮮なフォーマットである“他人の人生”が、視聴者たちの興味を引き出すことができなかった点、また、「ガブリエル」がDisney+のみを通じてだけ再視聴が可能な点も物足りなさを残した。

これに対して、ネットユーザーたちは最後を飾る「BLACKPINK」のJENNIE編に期待をかけてもいる。グローバルスターのJENNIEが、しばらくその人生を置いて、平凡な民泊宅の社長に扮(ふん)するのが、一風変わった面白さをもたらすと見通されたため。


イタリア・ローマに発ったJENNIEは、突拍子もない魅力で笑いを届けた。しかし、27日の番組の視聴率は1.1%と、20日の放送より0.1%ダウンした数値を記録。“JENNIE効果”を見ることができなかったという評価。

このような「ガブリエル」が今週最終回の放送を控えている。放映前と後、話題性の面では頭角を現したが、視聴率の反騰は果たせなかった「ガブリエル」の結末が、苦味を残す。

 

WOW!Korea提供

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2024.09.30