【全文】“昨年SMにも類似例”HYBE、権益侵害対策の情報提供サイトを開設…「ディープフェイク犯罪の項目を用意」

HYBEが、所属アーティストの保護のための権益侵害に対する情報提供サイトを開設した。

23日、芸能事務所HYBEは、公式ホームページの告知を通じて、HYBE所属アーティストの権益侵害情報提供サイトをオープンした便りを知らせた。

一方、この告知は、「SEVENTEEN」や「NewJeans」など、HYBE所属アーティストのWeverseにも掲載された。これに先立ち昨年、似たような例として、SMエンタテインメントが、権益保護のためのオンライン通報センター「KWANGYA 119」サイトを新設したことがある。

以下、HYBE側の告知全文


こんにちは。
HYBEです。

HYBE所属アーティストの権益保護のための統合通報センター「HYBEアーティスト権益侵害情報提供」サイトがオープンしました。

「HYBEアーティスト権益侵害情報提供」サイトは、既存の各アーティスト別のEメールでの情報提供チャンネルをシステムで同号し、新設されました。各アーティスト別の法的対応チャンネルであるprotectEメールアカウントの機能は、新設されたサイトに置き換えられます。

今回の統合通報サイトは、アーティストの名誉を毀損(きそん)する悪質な投稿および著作権侵害の事例に対して、ファンの皆さんの情報提供を受け付け、より迅速に措置を公示、体系化された手続きで、対応するための目的でオープンされました。

悪質な投稿の申告は、▲ 誹謗(ひぼう)/悪口 ▲ デマ/虚偽事実 ▲ セクハラ ▲ AIディープフェイクの悪用 ▲ ストーカー/サセン(私生活を追い回すファン) ▲ アーティストの身辺脅威 ▲ 航空券情報売買 ▲ 不正バイラル業者 ▲ その他、に区分して 受け付けが可能です。

特に最近、深刻な社会的問題に浮上したAi基盤のイメージ合成「ディープフェイク」技術を悪用した性搾取物など、不法いんらん物に対しても、既存の措置を強化し、別途の項目を設け、迅速に対応する予定です。当社は、ディープフェイクに関連したテレグラム、X(旧Twitter)、ディスコードなどを含んだ国内外のチャンネルに対して、モニタリングを進行中で、独自モニタリングの結果と既存に受け付けられた情報提供を総合して、捜査機関と直接コミュニケーションを図り、連係対応中です。あわせて、放送通信審議委員会などの関係省庁および関連市民団体とも積極的な協力を図っております。アーティストの肖像を合成し、虚偽のわいせつ性のある写真や映像を製作および流布する行為は、アーティストの人権だけでなく、社会的倫理を申告に毀損する明白なデジタル性犯罪であることから、強硬に対応いたします。

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2024.09.23