二つ目のVTRは、ジュウォンが恋に落ちた瞬間を描いた“居酒屋の飲み会”シーン。ムン・サンミンが「撮影の時、僕のコップを奪って一気飲みするヒョンビンさんが本当にかっこよくてときめきました」と当時を振り返ると、シン・ヒョンビンは「元々は、椅子に座って“お酒を注いでください”というシーンでしたが、もう少しかっこよく見せたくて現場でアイデアを出しました」と撮影ビハインドを披露してくれました。また「共演者はみんな仲が良く、撮影中も暇さえあればおしゃべりをしていました。監督に“静かにして。撮影中だよ”とよく言われていました。今でも1話1話公開されるたびに一緒に話をしたり、会う約束もしています」と共演者との交流エピソードも明かしてくれました。
役作りについて話題が及ぶと、ムン・サンミンは「ジュウォンは年下男子ですが、あまりに子どもっぽくしたくないと思い、かわいらしさの中にも男らしさを見せようとしました。コミカルなシーンは雰囲気に任せました。ヒョンビンさんやユン・パク先輩といった共演者の助けもあり、うまく撮影をこなすことができました」と説明。「新入社員から本部長に変わる過程を視聴者の方に納得させることが僕にとっての宿題でした。一回一回の展開が早かったので、どこに変化を与えればいいのか悩み、前髪をアップしたり、スーツを3ピーススーツに変えたりしました。本部長としてユンソの前に現れて宣戦布告するシーンは、特に演技的にも神経を使いました」と振り返りました。
また、「別れたくないのに別れなければいけない」という状況に陥ったユンソを演じたシン・ヒョンビンは「ユンソの言動を見ている方が納得してもらえるように、好きな感情と突き放す感情のバランスに気を使った」と演じる上での苦労を語ってくれました。
続いて出てきた“食事”シーンについては「分量が多いため、何日にもわたって撮影しました。撮影をしたのに本編に入り切らなかったメニューもあります。食べるシーンは時間がかかるのですが、どれもおいしかったので楽しく撮影をしました」とシン・ヒョンビン。カットされたシーンには、寿司や刺身を食べるシーンもあり、ムン・サンミンは「すごくおいしくて記憶に残っています」と教えてくれました。
4つ目の映像は“酔った勢いで本音を吐いてしまうユンソにジュウォンがキスをする”シーン。映像を見たムン・サンミンは、「ユンソの目を見たあとで唇に視線を落としてからキスをするタイミングで、なぜか僕の唇が動いていますね。なんで僕は口を動かしたんだろう」と不思議そうな顔。気になるそのシーンはぜひ、映像で確認してください。
トークの最後は、第4話以降の見どころを教えてくれました。ムン・サンミンは「第4話に新たな登場人物が現れます。ミステリアスその人との三角関係、彼の登場により起こる事件、ジュウォンの嫉妬ポイントなどを見てほしいです」と説明。シン・ヒョンビンは「第5話の序盤でダイナミックな展開があります。すべて終わった後に秘密の恋愛が周りにバレてしまった2人の関係がどうなるのか。どんなタイミングで、どうやって復縁するのかという部分を観ていただけると楽しいのではないかと思います」と話し、期待を煽りました。
続いては、会場を訪れた観客の質問に答えたり、お願いを叶えたりする「なんでも聞いてください!Q&Aコーナー」。「お互いのチャームポイントは?」という質問が選ばれると、ムン・サンミンがシン・ヒョンビンの目をじーっと見つめながら「笑う時に出るエクボがかわいい」とキラースマイル。シン・ヒョンビンが「サンミンさんの魅力はうるうるした眼です」と返すと「一つだけ?」とムン・サンミン。拗ねる姿がなんとも可愛らしかったです。続いてはムン・サンミンへ「(会場の)私たちに“チャギヤ(ベイビー)”と呼びかけて!」というお願い。持ち前のローボイスでムン・サンミンが「チャギヤ」「チャギヤ」「チャギヤ」と三回囁くと、会場からは悲鳴のような歓声が響きました。
最後は、印象的なシーンを抽選で選ばれた観客とともに再現する企画。一つ目のお題は、ジュウォンがユンソの元に走って来てサンダルを差し出すというシーン。当選者がステージに上がると、ムン・サンミンは監督に変身し、当選者に「ステージの袖から息を切らして出て来てください」と難易度高めな(?)指示。当選者が演技をすると、シン・ヒョンビンは「ときめいている感じが出ていて、とてもお上手でした」と絶賛しました。次のお題は、ジュウォンが「かわいい。ユンソ」と言って、ユンソの頭をナデナデするシーン。当選者を相手に演技をすることになったムン・サンミンは、セリフの“ユンソ”の部分を当選者の名前に替えて演じる神対応で、当選者だけでなく、観客たちをもときめかせました。しかし、監督を担当したシン・ヒョンビンからは「当選者の方はとてもよかったです。でもサンミンさんが少し残念でした。相手より自分に気を遣っていたようでした」とダメ出しが。ムン・サンミンは「ベストを尽くしましたが、監督が気に入らなかったようなので(笑)、もう一度やりたいです」とリベンジを提案し、新たな観客をステージに上げると、今度はセリフの名前を変えるだけでなく、バックハグ!予定外の追加の演技披露に、大いに盛り上がりました。
最後は、「貴重な時間を割いて私たちと時間を過ごしてくださり、ありがとうございます。皆さん第4話までご覧いただいたと思いますが、この後のストーリーはもっともっと楽しいので期待してください。そして(評判を)周りの方にも伝えていただきたいです。どうぞ皆さん最後まで楽しんでご覧ください」(シン・ヒョンビン)、「活動をする中で、初めての日本でのプロモーションをファンの皆さんと一緒に過ごせて幸せでした。最初にステージに出てきて皆さんの顔を見た時、こみあげてくるものがありました。とても嬉しかったです。また皆さんに会いたいです。これからもたくさんの愛情を僕やヒョンビンさんに送ってください。またお会いしましょう」(ムン・サンミン)と、観客の方々にメッセージを送り、1時間半のイベントを締めくくりました。
【ストーリー】
現実主義のユンソは、交際1年半の年下の彼氏ジュウォンが財閥家の息子だと知って別れを決心する。彼の母親から手切れ金まで受け取り、別れるためにわざと嫌われるような行動を取るユンソ。だがジュウォンはそんなことはおかまいなしに彼女へのアプローチを続ける。愛よりお金を選ぶクールな彼女と、童話のように愛を守り抜こうとするロマンチストな彼の愛の行方は?
◇ 番組概要
■タイトル:『深夜2時のシンデレラ』(全10話)
■配信 :2024年8月24日(土)配信スタート
毎週土曜日、日曜日21時最新話配信
※スケジュールは予告なく変更になる場合があります
予めご了承ください
■出演 :シン・ヒョンビン、ムン・サンミン、ユン・バク、パク・ソジン
■スタッフ:演出:ソ・ミンジョン ペ・ヒヨン
脚本:オ・ウンジ
クリエイター:パク・ジュンファ
■URL :https://fod.fujitv.co.jp/title/00on (配信ページ)