「取材レポ」圧巻の歌声を披露!JYJのジュンスがミュージカル「DECENBER」@ソウル

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12月20日(金)午後2時から、現在公演中の韓国ソウル世宗(セジョン)文化会館にて開かれた故キム・グァンソクさん誕生50周年記念ミュージカル「DECENBER(ディセンバー):終わらない歌」(以下「ディセンバー」)プレスコールでは、主演のジウク役でWキャストのキム・ジュンス(JYJ)とパク・コニョンをはじめ、イヨン役を務めるオ・ソヨンとキム・イェウォン、フン役のパク・ホサン、イ・チャンヨン、イ・チュンジュ、サンテ役イム・ギフン、キム・テジュン、ヨイル役キム・スルギなど、主助演俳優とアンサンブルが参加して、ハイライトシーンを熱演した。

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続いて本作で演出を手がけた映画監督であり、劇作家でもあるチャン・ジン監督がキム・ジュンス(JYJ)、パク・コニョンらと同席し、スタートを切って間もない本公演について、質疑応答を通して感想など率直な心の内を明かした。

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初恋の悲しい記憶を胸に秘め生きていくひとりの男を好演しているキム・ジュンスは、16日の初公演から今まで公演を行なっている本ミュージカルについて「初演で初公演だからとても緊張しました。1980年から90年代の情緒を表現するのにたくさん努力もしてみました」と、思いを述べたあと「今までコミカルな要素が含まれるミュージカルはしたことがなくて、客席から笑い声が聞こえてくるのがとてもおもしろい感じがしました。40~50代中後半のおじさんの方たちが来てくださって、過去10年間やってきて初めて聞こえるとても力強い笑い声などで、客席も今までにない反応で嬉しく思いました。毎回ワクワクしている」と語った。
また、21日の初公演に出演するパク・コニョンは「とても緊張していることと、ワクワクしているのは、自分も同じです。キム・ジュンスの公演を毎日モニタリングして見守っていいます。楽しく、うまくできると思う」と称賛しミュージカルに対しての自信を表わした。

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チャン・ジン監督は、ミュージカル初演出の所感をたずねる質問に対し「色々な事を思わせてくれる初作品だ。欲が先走った部分もあるし、才能に限界も感じている。(笑)公演を観た多くの観客のレビューを通して話してくれる内容で、良くなっていて、一方では、良かったとも思っている。」などと、好評、辛口の批評など様々な反応を真摯に受け止め改善している様子を謙虚に語った。

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本作でコミックな場面がアクセントを効かしているが、作品全体を支配している感情は、キム・ジュンスとパク・コニョンの両主演が演技の中核に据える“情緒”として表現する “悲しみ” だ。キム・ジュンスは、作品の中で最も悲しい場面について「軍隊に息子を送って懐かしがる老夫婦が 『60代老夫婦の話』を歌う場面が一番悲しい反面、美しい場面だと思う」とし、「作品自体が感動的なので観客たちが指折る悲しい場面も各々違うようだ」と加えた。

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チャン・ジン監督は、受け取り方を間違えると観客の多少荒っぽい叱責のレビュー内容も、 「きちんと甘受すれば、修正するのに大きな力になる。まだまだ良くなる」とし、継続して熱い関心を寄せられることで、より完成度が高まる可能性を示唆した。

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ふたりの女優についてキム・ジュンスは「ふたりとも演技も歌もとても上手で、むしろ習っている。自分を導いてくれてありがたい」と、さりげない心遣いを見せた。

パク・コニョンは多くのミュージカルが歴史を持つのに対し、本作が韓国で作られた創作ミュージカルであるため、韓国の観客の応援が重要であることを語り、「一生懸命頑張ります」と、創作者の一端を担う熱意を表した。

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キム・ジュンスは「公演しながらいつも、最後のカーテンコールになれば、自分自身も喜びに胸が膨れるほどに良い作品に完成されて行くと信じている」と語り、「観客の方々も年末にこの公演を観て心が暖かくなる瞬間を迎えてくれたら幸い」”と結んだ。

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本作の1幕は 1992年を背景とし, 2幕では 20年後の現在を背景に繰り広げられる。そして20年の歳月で変わることのない純粋な心を、故キム・グァンソクさんの歌唱曲 18曲と自作曲 4曲, 未発表曲 2曲などを盛り込んで、その深い情緒の世界をキム・ジュンスがパク・コニョンとが“悲しみ”を表現しながら、感動で観る者の心を熱くする。

 

ミュージカル『 DECENBER 』 は、去る12月16日開幕後、来年 1月 29日(水)まで

 取材:ソウル- photo:F.yoshie / report :naomi

 

 

2013.12.22

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