さまざまな論争という重圧を背負いながらも、グループ「LE SSERAFIM」が新たな姿で戻ってきた。
30日午後1時、「LE SSERAFIM」の4枚目ミニアルバム「CRAZY」が発売された。タイトル曲「CRAZY」は、自分を夢中にさせる対象に出会った瞬間のときめきを表現した曲で、シンプルな歌詞と魅力的なコード進行が組み合わさり、強い中毒性を持っている。
今回の「LE SSERAFIM」のカムバックには、多くの視線が注がれた。というのも、「LE SSERAFIM」は今回のカムバック前に、コーチェラ・フェスティバルでのライブパフォーマンスや失言などで世間から批判を浴びていたからだ。特にコーチェラのステージでは、K-POPを代表するアーティストとしては残念なライブの実力を披露し、冷たい反応が相次いだ。
その後、ニューアルバムでカムバックした「LE SSERAFIM」。これまでは「LE SSERAFIM」特有の強気で自信に満ちた、挑発的な雰囲気で愛されてきたが、実力不足を指摘する声が上がってから、このコンセプトがむしろ毒になったという意見も存在した。しかし「LE SSERAFIM」は今回のカムバックでは、もう少し気軽に楽しめる独特な音楽でコンセプトの変化を試みた。
メンバーたちのプレッシャーも相当なものだっただろう。彼らは29日、取材陣の前で行われたカムバックショーケースで、ライブパフォーマンスへの批判について「チームとしても個人としても多くのことを学び、気づかされた時間だった」とし、「大きなステージが初めてだったので、興奮してペース配分ができなかったようだ」と打ち明けた。
またホン・ウンチェは、受験生を揶揄したとされる発言について「未熟な言葉で失望させてしまい申し訳ない」とし、「今後、より慎重で責任感を示せるよう最善を尽くす」と謝罪した。
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