(オフィシャルレポート)
グローバルボーイズグループ・INIが、8月17日(土)大阪・万博記念公園、18日(日)千葉・幕張メッセで開催された国内最大級の音楽フェス『SUMMER SONIC 2024』に初出演しました。フェスならではの演出を織り交ぜながら、INIらしく熱いパフォーマンスで会場を盛り上げました。
初日の大阪公演では、バンドが重厚感あるビートを刻むと、黒やカーキなどアースカラーの衣装をまとったINIの11人が颯爽と登場し、まずはこの日のために用意したオリジナルのINTRO DANCEを披露。ダイナミックなシンクロダンスに、観客から大きな歓声が起こります。1曲目は、メンバーの西洸人が作詞作曲に参加した「Walkie Talkie」。おもちゃの兵隊を彷彿とさせる振付を、11人は余裕たっぷりに見せました。続くデビュー曲「Rocketeer」は、エレキギターのカッティングが生きるハードロックなアレンジで新鮮な印象を与え、池﨑理人が魅力的な低音ボイスで「Rocketeer」のひと言を決めると、ひときわ大きな悲鳴が。
自己紹介では後藤威尊が「皆さんたくさんドリンク持ってきましたか?……持ってきてない人いたら、あげようと思ったのに!」と観客を笑わせ、西は「『サマソニ』ということで僕たち、気合いを入れて特別バージョンをいろいろ用意してきました」と期待を煽ります。
中盤は「Dirty Shoes Swag」「Let’s Escape」「We Are」をメドレーで披露。「Dirty Shoes Swag」ではメンバーの優しい歌声とチルなサウンドに合わせて観客が手を上下に振り、「Let’s Escape」ではメンバー同士が仲睦まじく肩を組んで、さわやかなムードが流れます。そして「We Are」の終盤ではなんと、髙塚大夢がエレキギターを手に登場。スタンドマイクで歌いながら見事にプレイし、続く「FANFARE」の冒頭でも、藤牧京介と背中合わせになってギターを力強くかき鳴らしました。
ハードロック調の「FANFARE」に続いては、WANIMAの提供曲であり、INIがバンドサウンドで新境地を切り拓くきっかけとなった楽曲「HERO」。メンバーのまっすぐな歌声が会場に響きわたり、オーディエンスは熱狂しながらメンバーと一緒に「Oh yeah!」と声を合わせて、タオルを振り回します。
ラストを飾ったのは、6月26日(水)にリリースした6TH SINGLE『THE FRAME』のタイトル曲「LOUD」。
『THEFRAME』は7月末に累計出荷枚数が100万枚を突破し、INI初のミリオンシングルに認定されています。激しさの中に儚さがにじむような「LOUD」を、11人は繊細かつ大胆に表現。激しく複雑なフォーメーションダンスを熱量たっぷりに見せ、終盤では藤牧が高音パートで圧倒しました。
東京公演は(2ページに続く)