Q.「偶然かな。」のエピローグのナレーションに対する称賛が多かったですが、これについてどう思いますか?
「声が良いという話をあまり聞いてこなくて私なりにコンプレックスだと思っていましたが、このような称賛を聞くと気分が本当にいいですね(笑)。今後も声の演技にさらに気を遣い、さまざまな感情を伝えることができるよう努力します」
Q. フヨンがホンジュに思いを告白する前、何度も躊躇する場面が出てきます。フヨンがなぜそんなに躊躇したのか、彼の心の葛藤をどう解釈して演じましたか?
「フヨンは、これまで自分の思い通りに何かを選んで生きてきた経験がほとんどなく、両親の保護のもと、もしくは囲いの中で生きてきた人物だと思いました。そんな成長過程を経験したフヨンが愛という感情のために囲いの外に出ることを初めて恐れ、ぎこちなくて簡単ではないということを表現したかったです」
Q. 「表情がほとんどないキャラクターですが、目つきで感情をさりげなくうまく伝える」という視聴者の褒め言葉についてどう思いますか?
「目つきで感情を表現した細かい部分まで、視聴者の方が気づいていただき本当にありがとうございました。フヨンの内面を目つきと微妙な表情の変化で表現しようと常に努力しましたが、その部分がうまく伝えられたということが気分がいいですね。今後も多様な感情を目つきで伝えることができるよう、さらに深く研究し努力します」
Q. 「偶然かな。」が「8部作ではあまりにも不足だ」「再び再会してほしい」という反応が多いですが、これについてどう思いますか?
「ケミストリーに対する褒め言葉は、本当にありがたいです。もしまたキム・ソヒョン俳優と会うことになったら、今回はもっと多様な感情と状況の中で新しいケミをお見せできればと思います(笑)」
Q. 最終話でカン・フヨンとイ・ホンジュの結末についてどう思いますか?
「この結末は、ホンジュとフヨンの関係が終わりではなく、これから多くを経験してお互いに大きな意志となっていく関係になると思います。僕もやはりずっと気になると思います(笑)」
Q. チェ・ジョンヒョプ俳優を「ロマンスの達人」に生まれ変わらせた「偶然かな。」の視聴者に、最後にひと言お願いします。
「『偶然かな。』を通じてこれまでとは違った姿をお見せしたかったのですが、視聴者の方々がそう感じて下さったのかが気になります。これまでカン・フヨンを愛してくださって心から感謝し、ドラマ『偶然かな。』で多くの方々にときめきをお伝えしたかったです」