ヨ・ジング、「『太陽を抱く月』と『ファイ』ですっかり変わった人生。認められたいという欲が出てとても怖くなった」



「ホテルデルーナ」については「私がもう一度自分を信じることが出来るようになった作品だ。私もとても愛情のある役割であり、作品だ」と微笑んだ。
一方でヨ・ジングは、最近公開され映画「ハイジャック」について「私がいつのまにか20代を超えて30代を目前にしている年になったが、それを控えた状況で俳優としての悟りを超えてひとりの人間として、現場にどうすべきかという悟りも教えてくれた宝のような作品だ」と話した。

スランプについて詳細な話も聞かせてくれた。ヨ・ジングは「『太陽を抱く月』と『ファイ』を通じて私の人生が1~2年ですっかり変わった。それに対する圧迫感と責任感があったが、それに相応するように私も人々が称賛してくれるにつれて欲が出て、うまく出来たのか出来なかったを自ら評価する感情が生まれてとても苦しかった。自分自身をたくさん苦しめた」と打ち明けた。

続いて「いつのまにか現場に行くのが楽しくなく、宿題が多い部屋の中に入る感じだった。そうしながらとても変化した。私がこうしたくて演技を始めたのではないのに。子役俳優ではなく、私の役割をしなければならない俳優になったが、『できないかもしれない』という悩みに陥ったこともあった。その時は本当にとても怖かった」と告白して聞く人の胸を痛めた。
こんな状況の中、子役俳優時代の思い出が慰めになったというヨ・ジングは「ちょうど10年ぶりに耐えて見よう。演技をとても愛しているので捧げてみようと、『30歳になれば何かが出来るだろう』と思いながら20歳を迎えた」として、自分だけのスランプ克服方法を伝えた。

2024.07.30