ソンギュは3月から6月までチュンム(忠武)アートセンター大劇場で繰り広げられたソウル公演に続き、今回の釜山公演にも参加した。毎日自らに手紙を書いて私らしく行動できる素敵な一日を夢見る臆病で孤独なエヴァンをリアルな演技で描き出して「信じて見る」ミュージカル俳優としてのエネルギーを再び証明した。
劇中、エヴァンはある日偶然遭遇したコナーに自身に書いた手紙を奪われ、数日後に彼の突然の死を知って大きな葛藤に陥る。ソンギュはエヴァンの不安障害と心の奥にある孤独、多様な心理の変化を繊細に表現して観客の熱い反応を引き出した。
ソンギュは特に、韓国を代表するボーカリストにふさわしい爆発的な歌唱力はもちろん、K-POPレジェンド「INFINITE」のリーダーにふさわしいダンスを惜しみなく発揮してステージを掌握した。
「ディア・エヴァン・ハンセン」釜山公演を盛況のうちに終えたソンギュは、所属事務所のDoubleH TNEが、「『ディア・エヴァン・ハンセン』を通じてとても幸せな時間を過ごし、多くのことを感じて学んだ。愛してくださり応援してくださったすべての方々に感謝すると申し上げたいし、誰もが幸せになってほしい」と感想を伝えた。