トップスターチャン・ドンゴンのパワーが、長いジンクスより強かった。
チャン・ドンゴンの4年ぶりの韓国内カムバック作『グッドモーニング・プレジデント』が、2週連続ボックスオフィス1位を占め「釜山映画祭の開幕作は興行に失敗する」「チャン・ドンゴンが映画の中で死ねば、映画の興行が成功する」という長いジンクスを抜け出した。
映画祭の開幕作は退屈な芸術映画という先入観のために、これまで釜山映画祭の開幕作として紹介された作品は、興行では苦い経験をした。
しかし『グッドモーニング・プレジデンド』は皆が関心のある大統領の日常という素材を愉快に温かく描き、好評と観客人気の二兎を掴んだ。
ここにチャン・ドンゴンが映画の中で死ねば作品が成功するというジンクスも破った。
映画の公開前に行ったインタビューでチャン・ドンゴンは「なぜか映画で死ねば興行に成功するという言葉を聞くようになった。
今回の『グッドモーニング・プレジデント』が興行に成功すれば、釜山映画祭のジンクスに加え、私の個人的なジンクスも振り払うことが出来ると思う」と話していた。
これと共にチャン・ジン監督の映画で、最高の興行作になることについての期待も高い。マニア層を従えた人気監督にもかかわらず、興行では残念さを残していたチャン・ジン監督は、オフシーズンで興行2週連続1位という快挙を収めた。
公開2週目で167万人(映画館入場統合ネットワーク基準)の観客を集めた『グッドモーニング・プレジデント』が、ロングラン興行にも成功するか期待を集めている。