「コネクション」がチソン効果をしっかりと享受している。
SBSの金土ドラマ「コネクション」の上昇傾向が怖ろしいほどだ。「コネクション」は誰かによって強制的に麻薬中毒にされた麻薬チームのエース刑事チャン・ジェギョン(チソン)が、事件の顛末を明らかにするという追跡サスペンススリラードラマで、6.1%の視聴率で始まりながら毎回最高視聴率を更新して、わずか4話で8.2%(ニールセンコリア首都圏世帯基準)まで上昇した。
こうして放送開始と同時に話題性と作品性を同時に認められた「コネクション」には、やはりチソンがいた。チソンは、強制的に麻薬中毒にされた刑事チャン・ジェギョンをまさに狂った演技力で表現して視聴者をドラマに引きこんだ。特に、麻薬中毒後に異常行動を見せる姿や麻薬によって徐々にぼろぼろになっていく姿をディテールに描き出し、鳥肌が立つような熱演を繰り広げた。禁断症状に朦朧とする演技は息をするタイミングも忘れるほどに視聴者を極限に追いこんだ。どんな修飾語を使っても十分ではない絶頂の演技力だった。
また、チソンは劇が展開するにつれて徐々に明らかになる人物の関係と、その関係の中で混乱する感情までも見逃さずに繊細に表現した。強弱をうまく調節して劇に緊張感を与え、クォン・ユル(パク・テジン役)、ウォン・ジョンス(キム・ギョンナム役)との緊張感あふれた神経戦で展開に対する好奇心も加えた。まさにチソンというジャンルをもう一度しっかりと作り出したと評価されている。
作品ごとにチソンにしかできない演技でチソンというジャンルを作ってきたため、今回の「コネクション」もチソンの存在感が大きな役割を果たしている。毎回ハードキャリーをして自らの限界を突破しているチソンに、視聴者は放送序盤にもかかわらず「チソンの演技が殺伐としている」、「チソンの演技は神がかりだ」などの反応を見せ、堅固な信頼と賛辞が続いている。
こうして、これまで以上に熱い話題を呼び起こしているチソンは、圧倒的な掌握力と存在感で連日感嘆を超えて衝撃を与えると共に期待が爆発している。
一方、チソン主演のSBS「コネクション」5話は、7日午後10時に韓国で放送される。
WOW!Korea提供