俳優故イ・ソンギュンさんの薬物捜査情報を、最初に流出させた疑いを持たれている検察捜査官が、拘束を免れた。
スウォン(水原)地裁のソン・チョル令状担当部長判事は去る5日、業務上秘密漏洩の疑いが持たれている、インチョン(仁川)地検に所属する捜査官A氏に対する事前拘束令状を棄却した。
ソン部長判事は、「被疑者が疑いの事実をおおむね認めており、逃走および証拠隠滅のおそれはない」とし、「重要証拠も忠実に収集された」と明らかにした。
A氏は、「俳優イ・ソンギュンが薬物の疑いで、警察の捜査を受けている」という情報をキョンギ(京畿)地域の日刊紙記者に流出した疑いを持たれている。
該当のメディアは昨年10月19日、「トップスターL氏、薬物容疑で内偵中」という見出しの記事を単独報道した。
これに警察は、最初の流出および報道経緯に対する捜査のため、ことし1月から仁川地検、仁川警察庁を相手に押収捜索をし、その過程でA氏の疑いをキャッチした。
先立って薬物使用の疑いで警察の取り調べを受けていた故イ・ソンギュンさんは、昨年12月27日に亡くなった状態で発見された。
WOW!Korea提供