そんな中、映画公開を祝してかわぐちがW主演の生田とイクチュンに花束を贈呈。舞台挨拶前の本編上映を客席で堪能していたそうで「これは追い詰められた狂気の話ではなく、人間性をギリギリに保った人間たちのお話。だから見ていて辛い。それを生田さんとヤンさんが人間性ギリギリに表現してくれて凄い映画になった」と太鼓判。生田は「とても光栄」、山下監督は「嬉しくて鳥肌が立ちました」、イクチュンは「そんな風に演じたと思います」とジョークを飛ばしつつ喜んでいた。
かわぐちは生田について「生田さんは良い男でハンサムで色男で美男子。そんな生田さんが最後は追い詰められて地獄のような状況でのたうち回りながら叫ぶ。女性ファンが多い方なので、今後に影響を与えたらまずいのではないか?と心配です」と熱演を絶賛。またかわぐちはイクチュンの代表作『息もできない』のファンであることを告白しながら「この映画にピッタリだと思いました」とベストキャスティングだと胸を張っていた。
最後にイクチュンは「この映画を多くの方に観ていただくことを願っています。映画は楽しんでもらうのが一番。周りのお友達にも口コミで伝えてほしいです。親友ダロ~!」とPR。生田も「『告白 コンフェッション』が皆さんにとっての人生の一本になってもらえたら嬉しい。立ち上げから完成まで5年の歳月をかけて作った一撃を、多くの方々に喰らってほしいです」とさらなる大ヒットを祈願していた。
ストーリー
大学山岳部OBで親友の浅井とジヨンは、16年前、大学の卒業登山中に行方不明となって事故死とされている同級生の西田さゆりへの17回忌となる慰霊登山中、猛吹雪により遭難してしまう。脚に大怪我を負ってしまい、死を確信したジヨンは、実は16年前にさゆりは自分が殺害したのだと浅井に‘告白’する。長きに渡り背負ってきた十字架を降ろしたことで安堵し、死を受け入れたジヨンだったが、その直後、眼前に山小屋が出現し、二人は一命を取り留めることに。薄暗い山小屋の中、明け方まで救助隊が来るのを待つ二人だったが、浅井はジヨンの態度がどこかおかしいことに気づく。「ジヨンは明らかに告白したことを後悔しているに違いない…」。この上なく異様で“気まずい”空気が流れる山小屋内。そして、ジヨンの行動は常軌を逸し始め、狂気をはらんでいく―。やがて一線を越えた親友同士二人の攻防は、ある真実を浮かび上がらせ、想像の上をいく、衝撃の朝を迎えることに。
<strong>作品概要
◎タイトル:『告白 コンフェッション』
◎原作:原作 福本伸行 作画 かわぐちかいじ 『告白 コンフェッション』(講談社「ヤンマガKC」刊)
◎出演:生田斗真 ヤン・イクチュン ※W主演
奈緒
◎監督:山下敦弘
◎脚本:幸修司 高田亮
◎主題歌:「殺意vs殺意(共犯:生田斗真)」マキシマム ザ ホルモン
※マキシマム ザ ホルモンの“ザ”の両脇は半角スペース空け
※主題歌タイトルは“サツイタイサツイ”、vsは小文字
◎音楽:宅見将典
◎製作:映画『告白 コンフェッション』製作委員会
◎製作幹事:日本映画放送 NTTドコモ
◎制作プロダクション:ギークサイト
◎配給:ギャガ
©2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/『告白 コンフェッション』製作委員会
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