「イベントレポ」RIIZE 日本初の単独公演『2024 RIIZE FAN-CON ‘RIIZING DAY’ in TOKYO』開催! 日本デビューへの意気込みを語った公開インタビュー会も公開!(オフィシャルレポート)

ここで再び企画コーナー。サイコロを振って出た目のゲームをして“兄チーム”のショウタロウ、ウンソク、ソンチャンと、“弟チーム” ウォンビン、ソヒ、アントンが勝負を繰り広げる。負けたチームには前半に行われた「リアルタイム成長期」に繋がる罰ゲームが課されるため、両チームとも必死に挑戦。メンバー同士でお姫様抱っこをしたり、アントンが一人でウォンビンとソヒをおんぶしたりと、身体を張りつつ、メンバー同士の仲の良さが垣間見られるわちゃわちゃも満載。勝負の結果、罰ゲームを追うことになったウンソクは少々不満そうな表情も浮かべていたが、メンバーにもBRIIZEにも笑顔が溢れるひと時を過ごした。

撮影:田中聖太郎

映像を挟んで、最後のライブパートに突入。「Honestly」が始まると、ステージにスモークが立ち込め、そこに当たる照明の光の間を縫ってメンバーが現れる。この曲は6月に発売される1st Mini Album『RIIZING』に収録される新曲で、甘美なボーカルが堪能できるR&Bナンバー。ミラーボールに反射した光が会場を照らす幻想的な雰囲気の中、愛を失った心境を綴った歌詞が切なくも温かく響く。そこから、「Talk Saxy」の激しいサックスの音が会場の空気を一転させると、力強いダンスで盛り上げ、「Get A Guitar」へ。開演前からコールを合わせていたBRIIZEとメンバーとの息はピッタリで、最高の一体感が生まれた。

さらにRIIZEというグループが生まれるきっかけを作ったダンスナンバーの「Joy」に、『RIIZING』に収録される忙しい日々を過ごしながらも前に向かって進み続けるRIIZEの姿とも重なる「9 Days」、MVも注目されている「Impossible」を日本“初”披露。ただ“初”とは思えないほど、BRIIZEは完ぺきなコールを入れていて、最後までメンバーとともにステージを作り上げた。

アンコールのためにステージに帰ってきたメンバーたち。ペンライトを手に持って振りながら、楽しそうにRIIZE“初”のファンソングとなるミディアムナンバー「One Kiss」を歌唱し、歌を通してBRIIZEに変わらない愛を誓う。

撮影:田中聖太郎

そして、ここでショウタロウが「実は大事な、大事なお知らせがあります」と言うと「9月に日本デビューが決まりした!」と発表。まさに会場が割れんばかりの歓声が上がり、ソヒは「発売までまだまだ時間がありますが楽しみにしてください!」とアピールする。さらにショウタロウが「これだけじゃありません」と前振りし、ソンチャンが「7月から日本で初のホールツアーを開催します」と続け、会場は歓喜の渦に。“初”の日本オリジナルシングルに、“初”のツアーとまさに“初”尽くしのコンサートに相応しい発表となった。

改めて、一人ずつ、今の想いをコメントしていくメンバーたち。夏ツアーへの期待感や、“初”の単独公演で緊張をしていたが、想像以上にBRIIZEに温かく迎えてもらったことへの感謝などを述べていく。そんな中、ショウタロウは涙で言葉を詰まらせながら「韓国に渡ってから活動をする中で大変なこともあったんですけど、こうしてまた日本に帰ってきて、温かく迎えてくれることを幸せだと感じました。RIIZEとして単独コンサートをすることができてすごく幸せでした。これからもずっと応援してくれたら嬉しいなって思います」と笑顔で伝えた。

撮影:田中聖太郎

最後は「僕たちにとっても特別な思い出が込められてる曲」(ショウタロウ)と紹介した、RIIZEの存在を世に知らせることになった「Memories」。疾走感のある爽やかなポップソングで、彼らのフレッシュな魅力とぴったりとあった楽曲に、新たな“Memories”となる景色を刻んで、日本“初”の単独公演は幕を閉じた。

(3ページに続く)

関連記事

2024.05.13