“「NewJeans」を守る”ミン・ヒジンADOR代表、HYBEを相手に議決権行使禁止仮処分申請
ミン・ヒジンADOR代表が、ソウル中央地方裁判所にHYBEを相手にした議決権行使禁止仮処分申請を出したと7日、明らかにした。
ミン代表側は、「HYBEはミン代表の解任案件に対する臨時株主総会招集を請求したことがあるが、これはミン代表と締結した株主間の契約を違反したもの」と主張した。続けて「ミン代表は株主間の契約履行請求権を被保全権利として解任案件に賛成議決権を行使してはならないという趣旨の仮処分申請を出したもの」と説明した。
合わせてミン代表側は、「ミン代表はHYBEの背任主張がでたらめだという立場」としながら、「ADOR所属のアーティストとADORの企業価値を守るために議決権行使禁止仮処分申請をすることになったことでもある」と明らかにした。
これに先立ちHYBEは、ミン代表がADORの経営権を奪取する計画を樹立したとみて、監査に着手した。先月26日には、ソウル・ヨンサン(龍山)警察署にミン代表を業務上背任容疑で告発した。合わせてHYBEはミン代表をはじめとしたアドアの経営陣を交替するための臨時株主総会の招集を要求してきた。
このなかでミン代表側は同日、HYBEに10日、ADORの理事会を開くと通知した。ミン代表側は先月30日、ソウル西部地裁で開かれた臨時株主総会招集許可申請の審問期日で10日まで理事会を開き、今月末まで臨時株主総会を開くと明らかにしたいきさつがある。
理事会の上程議案は臨時株主総会招集だという。ミン代表側が臨時株主総会でどのような案件を持ち出すのかは、まだ知られていない。HYBEが要求した代表取締役の解任案などが上程されない場合、13日午後に裁判所が介入し、この案件が上程された臨時株主総会の招集を許可することができる。
WOW!Korea提供