さらに、家の契約満了の知らせは彼を挫折させた。追い出される羽目になったインソンは、最後に両親の助けを受けるために故郷に帰った。年を取るほどまともな職場もない息子が不満な父親の小言にインソンはゆううつになった。
もどかしい気持ちで登った裏山で、インソンは意外な展開を迎えた。父親の希望だった幼いころを思い出して思い出に浸ろうとしたところ、蛇に噛まれたのだ。助けを求める場所もない山奥でこのまま死ぬんだと思ったインソンが「まともに生きられず、すみません」と反省したまさにその瞬間に奇跡が起きた。
どこかに落ちていたスマートフォンが返事をしたのだ。そうしてソンジュが閉じ込められたスマートフォンを手にしたインソンに人生逆転の機会が訪れた。自分が「シルバーライニング」の社長キム・ソンジュだと言い、頼みを聞いてくれれば10億ウォンを与えるというスマートフォン。「キム・ソンジュの代わりにシルバーライニング社長になってほしい」という提案はインソンを驚かせた。
WOW!Korea提供