有名歌手のコンサートチケットを販売するというオンライン掲示物を掲示して、約30人から8000万ウォンを奪った30代が2審で減刑された。

チュンチョン（春川）地方裁判所刑事1部（裁判長シム・ヒョングン）は、詐欺疑惑で起訴されたA（30）に懲役3年を宣告した原審を破棄して、懲役2年10カ月を宣告したと27日、明らかにした。

Aは昨年8月から3カ月間、オンラインに歌手イム・ヨンウンやグループ「BTS（防弾少年団）」など、有名歌手のコンサートチケットを販売するという文を掲載し、約30人から8000万ウォンを搾取した疑いで裁判にかけられた。

被害者の中には、韓流に関心がある外国人が相当数含まれていたことが把握された。

調査結果Aは、詐欺罪で実刑を宣告されて出所して4カ月目にまた犯行をおこなったことが明らかになった。

1審裁判所は「被害者に対する被害回復も微小しかしておらず、詐欺罪で実刑を宣告された前科だけで5回に達する」とし、実刑を宣告した。

これに対し、Aは控訴し、2審裁判所は「被告人が自分の誤りを悔いている点、捜査段階で一部被害者に返金し、当審で一部被害者に合計600万ウォンを追加で返金した点などを総合すると、原審の刑は多少重くて不当だ」と、判断した。