2PMテギョン、オクピングとキム・ギュファンの狭間で

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「アセンブリー」の2PMテギョンが、チョン・ジェヨンに対する復讐心と尊敬心を同時に抱いたキャラクターに完壁にひとつとなった。両立できない感情を抱いたキャラクターを立派にこなしてドラマに面白みを加えている。
26日に放送されたKBS2TVの水木ドラマ「アセンブリー」では、キム・ギュファン(テギョン)が復讐心を抱いてチン・サンピル(チョン・ジェヨン)を落とし入れたが、サンピルが無事に脱出して来る姿が描かれた。そんなサンピルを見てギュファンは尊敬心を抱いてサンピルのそばを離れた。

この日の放送でギュファンはペク・ドヒョン(チャン・ヒョンソン)サイドからサンピルが自分の父親を裏切った事実を収めた資料を受けとって搖れ動いた。ギュファンは、父親の復讐をするために警察官の夢もあきらめてサンピルの補佐官に入ったが、尊敬するしかない国会議員サンピルの行績を見て心から助けている状況だった。しかしギュファンは録音という明白な証拠の前でサンピルに対する信頼が深刻に搖れる姿を見せた。特にチェ・インギョン(ソン・ユナ)の前で酒に酔ってこの事実を言うべきかと悩む演技は見る人々に緊張感をプレゼントした。

テギョンは復讐心と尊敬心という同時に存在しにくい感情を持った複雑なキャラクターを素晴らしい集中力でこなしている。チョン・ジェヨンを信じたいが信じがたい状況で搖れる感情をよく表現して視聴者の共感を導き出しちる。
テギョンが主人公のチョン・ジェヨンにわいろを伝達してわなにはめるが決して憎いわけではない。チョン・ジェヨンが絶対的な善なら、テギョンは善と悪を同時に演じている。そのように善と悪の境界でテギョンはチョン・ジェヨンの本音が分かった時、はっきりと善を選択した。そして自分に誘惑の手を伸ばすチャン・ヒョンソンにいっぱい食わせた。

以後テギョンは、サンピルの本音を聞いた。それはサンピルが自分の父親と一緒に国会に来たがったということと、サンピルが自分を父親のように思っているということ。そんなチョン・ジェヨンの本音を知ったテギョンは、感動して彼に尊敬心を抱いた。このようにテギョンは、ドラマが転開される60分間搖れ続け、復讐心を抱いてわなにはめた後に尊敬心を抱く姿まで自然な演技を見せてくれた。

このようにテギョンが扮したギュファンは、「アセンブリー」でこんなにも重要なキャラクターだ。サンピルが今後いっそう影響力が大きくなってより大きな活躍をすることが期待される状況で、ギュファンがどんな姿ででも帰って来て、最後までサンピルとともに行動するのを期待したい。
「アセンブリー」は、無知で勇ましく、単純で正義感にあふれた鎔接工出身の国会議員チン・サンピルが、成長していく愉快な成長ドラマだ。

2015.08.28