新大学生と一緒に “ドキドキクエスチョン” ゲームで交流!川西「カギはこの映画にすべて詰まっています」桜田「『バジーノイズ』は私にとって大切な一つ」
<4月1日(月)新入生向け特別講義 オフィシャルレポート>
話題を呼んだ連続ドラマ『silent』の監督が手掛ける映画『バジーノイズ』(5月3日公開)。4月1日には都内にあるデジタルハリウッド大学で映画公開を記念した新入生向け特別講義が実施され、W主演の川西拓実(JO1)と桜田ひより、そして風間太樹監督が出席した。
来週入学式を控える入学生約115人の前に、まずは風間監督が登壇。『silent』スタッフ陣も多く参加した本作の撮影現場の様子について「撮影、照明、録音技師が『silent』と一緒のチームだったので非常に安心感があって、コミュニケーションのアドバンテージがあるやりやすい現場でした」と明かした。
また新入生から「映画を作るモチベーション」を聞かれると「僕はキャラクターに自分の内面に閉じ込めている葛藤や憤りを投影して、その人物がどう生きるのかを見つめたいと思って作品を創造している。そのように自分を投影しながら作品を撮っているので、モチベーションの起点になっているのは自分自身だと思う」と答えた。
そんな中、特別ゲストしてW主演の川西と桜田がサプライズ登場。まさかのW主演登場に唖然とする生徒たちに川西は「もうちょっと歓声が欲しかったかな?」とキラースマイルのリップサービスで場を盛り上げていた。
ひとり孤独な世界で音楽制作をする清澄を演じた川西。「周りの人間関係や環境を遮断して、音楽一つだけあれば良いと思っている青年です。その中に10代、20代が抱えるような寂しさや苦しさを持っている役柄」と演じるキャラクターを紹介。清澄の作る曲に心が震えて世界が変わった潮を演じた桜田は「こうだと思ったら即行動に移せる真っすぐでひた向きな性格だけれど、周囲には繊細さを見せられないような多感な女の子でもあります」と役柄を紹介した。
2か月程の特訓を経てキーボード演奏シーンに臨んだ川西は「僕は楽譜が読めなかったので、楽譜を丸暗記して楽譜を見ずに弾く練習をしました。キーボードを弾くだけではなく役としての感情も出さないといけないので、どちらかに偏らないよう両方上手くやれるように意識しました」と回想。風間監督から「とにかく頑張れ!とお伝えました」と言われると、川西は「沢山ビシバシしていただきました!」と照れ笑いだった。
風間監督の『silent』にも出演していた桜田は「2回目ということで意思の疎通も取れていたので、今回は沢山話し込むというよりも、私自身のプライベートな話をさせてもらうことが多かったです。その話の中から潮に通じる部分を感じ取っていただけたと思います」と手応えばっちり。風間監督も「潮の持つ属性がひよりさんと近いだろうと思ってオファーをしました。潮にひよりさんを投影して表裏一体のものとして演じてもらいたかった」と狙いを明かしていた。
川西にとって本作『バジーノイズ』は映画初主演作。「撮影現場にいらっしゃるスタッフさんのプロの仕事ぶりを目の当たりにしました。カット割りを決めている時の監督たちの顔がカッコよかった。それを見るのが好きでした」と初々しい。ただ川西はかなりの人見知りらしく、自称人見知りの桜田も「私の人見知りを超える川西さんと言う感じ」と評する程で「目を合わせてくれなくて…。早朝3時の海の撮影の時に監督に『どうしよう…』と言いました。挙動も私が今まで見たことのないタイプでカチカチしていました」と苦笑い。
これに川西は「緊張がほぐれず、スンとしていました。映画初主演だったのでプレッシャーに感じている部分もあって、どうしたらいいのかと…」とカチカチだった自覚があるようで、新入生たちに向けて「今も緊張しているので、あまり見ないでください」と頬を赤らめていた。
そんな人見知り・川西のために、撮影中に桜田が考案したコミュニケーションを円滑にするゲームをアレンジする形で“ドキドキクエスチョン”として新入生を交えて実施することに。“ドキドキクエスチョン”は出題されたお題に対して「せーの」で自分の意見を述べるゲームだ。
まずは「ふるさと自慢と言えば?」。これに川西は「温かい町!兵庫!」と元気よく発表し、桜田は「ご当地キャラ・チーバくんの部位で住んでいる場所を表すことが出来る」と述べた。桜田は「チーバくんは千葉県の形をなぞって形成されているので、住んでいる場所について『耳らへん』『足らへん』と言えば大体わかる。それが千葉出身としての強み」と胸を張るも、司会から「桜田さんはどのあたり?」と聞かれると「それは個人情報!シークレットです!」と口をつぐんで笑わせた。
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