「取材レポ」俳優カン・ギヨン、来日ファンミーティングでJung Kookに変身?! 「ファンの皆さんに頑張っている姿を見せたかった!」

イベントの後半に突入すると、この日披露するダンスの練習映像が流れた。1日目、2日目と日を重ねるごとにダンスの実力を上げるカン・ギヨンだったが、「大勢の前で披露するのは怖い」と本音を漏らすことも。しかし、ファンにカッコいい姿を見せたいという思いが十分に伝わってくる映像にファンも感動している様子。そして、ファンの歓声を浴びながらステージに登場したカン・ギヨンは、Jung Kookの「Standing Next to You」のダンスを披露! 会場にファンの力強い手拍子が響くと、そのファンの応援を力に変えて、スピーディーな動きや滑らかな動きなどを見せ、完璧なパフォーマンスで会場を盛り上げた。最後はまるで音楽番組の「エンディング妖精」のように、キラキラした表情を見せながら顔の近くでピースポーズをして余裕を見せ、ファンを大いに楽しませた。パフォーマンスを終えた彼は「実はこれのせいで眠れませんでした(笑)」と息を切らしながらコメント。続けて、「誰かの前でダンスしたのは始めただと思います。心配していましたが、みなさんは愛おしい目で見守ってくれると思っていました。(ダンスを見せようと思った理由は)大阪で初めてファンミーティングをして、東京で2回目のファンミーティングをしたときに、このまま同じ構成でやるのはダメだなと思い、頑張っている姿をみなさんに確かめていただきたく、恐れ多くもJung Kookをやらせていただきました」と明かし、その想いにファンからは大きな拍手が上がった。

ダンスパフォーマンス後は、カン・ギヨンが引いた数字の数にぴったり合うような質問を考え、成功したらその日の夕食が豪華になるという「〇人を選べるか!?ゲーム!」や「カン・ギヨン vs ファン じゃんけん対決!」、クイズを解いてファンからその答えになるアイテムを借りてくる「そのアイテム持ってる!? 連れてきて競争!」といったゲームが行われ、ステージ上だけでなく、客席に降りてファンと間近に交流する時間が設けられ、ファンを大興奮させていた。

最後に、カン・ギヨンは「ファンミーティングは3回目なので、もっと余裕を持ってイベントをしなきゃと思っていましたが、すごく緊張してしまいました。僕は俳優になったことそのものが本当に奇跡的だったと思います。さらに、愛してくれるファンがいること、こうして大勢の方に集まっていただいていることが奇跡的だと思います。みなさんの日常の中にも、そのような奇跡や幸せでいっぱいの日々を過ごしていただけたらうれしいです。きょうは4回目のファンミーティングを楽しみにしながら眠りにつきたいと思います。ありがとうございました」と感想を述べ、ファンとの再会を約束。

次回作については、「おそらく、映画になると思います。年末くらいになると思うのですが、ジャンルはファンタジーアクションになりそうです」と話し、ファンの期待感を高めた。

そして、最後の曲を歌う前に水を一口飲んでから、「大阪のファンミーティングが最初で最後かと思っていましたが、3回目にたどり着くことができました。もう大変なことになりました。止まることができません。これからもずっとお会いしましょう。アイシテル」と伝え、misiaの「Everything」を披露。胸に手を当てながら優しく繊細な歌声で歌い、彼の想いをファンの心に届けた。歌い終わり、手を大きく広げてファンの拍手を全身で受け止めてから深くお辞儀をすると、「ありがとうございます」と伝え笑顔でステージを去っていった。しかし大きな拍手はアンコールを求める手拍子に変わり、その手拍子は大きくなるばかり。

すると客席が暗転し、そこへ力強いドラムサウンドが響くと、客席から悲鳴のような歓声が沸き起こり、客席の後方からカン・ギヨンが登場! TOYの「Passionate Goodbye」を歌いながら客席をまわり、「♪熱く、熱く、さよなら」という歌詞に合わせて手を振り、笑顔でお別れ。

最後は大きなハートを手で作ってファンに届け、始終笑顔に包まれた和やかな雰囲気のなか、カン・ギヨンの3回目のファンミーティングは大盛況のうちに幕を閉じた。

取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)

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2024.03.19