KBSが、「ホン&キムのコイントス」の廃止強行やドラマ「高麗契丹戦争」の歪曲(わいきょく)論議に続き、今回はキム・シニョンへの一方的な降板通告で、問題視されている。
最近、KBS1「全国のど自慢」のMCを務めたキム・シニョンが降板するというニュースが伝えられた。キム・シニョンはMCを務めてから約1年半ぶりの3月9日、インチョン(仁川)市での収録を最後に「全国のど自慢」を去ることになるが、制作陣すらMC交代に関し、最近一方的に通告を受け動揺した状況だということだ。
キム・シニョンは故ソン・ヘさんの後任に抜てきされ、2022年10月から「全国のど自慢」のMCを務めてきた。初めての女性MCであり世代交代したニューフェイスという象徴的な意味があると評価を得たが、結局キム・シニョンは降板することになった。キム・シニョンの後任にはコメディアンのナム・ヒソクが選ばれた。
しかし、キム・シニョンの降板理由が明確に説明されていないため、一部の視聴者の抗議が続いている。一部では低迷する視聴率がその理由として挙げられたが、最近「全国のど自慢」は5~7%台を維持してきたため、この程度では名分が足りないという意見も出ている。キム・シニョンの進行能力はともかく、降板過程に礼儀がないという指摘も続く。
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