≪今日のK-POP≫ IUの「Shh..(Feat.HYEIN、チョ・ウォンソン & Special Narr.パティ・キム)」 世代を超えたコラボソング

一日一曲、今日の名曲を紹介します!
今日の一曲はIUの「Shh..(Feat.HYEIN、チョ・ウォンソン & Special Narr. パティ・キム)」。
2024年2月20日にリリースされた6thミニアルバム「The Winning」の収録曲です。
「NewJeans」のHYEINと「Roller Coaster」のチョ・ウォンソンがフィーチャリングで、ナレーションにはパティ・キムが参加しています。

「手を後ろに組んで ついて行く 彼女の長い足跡 お互いを繋いで How special we are その存在感に口をつぐむ 永遠に私の前に立つその名前はShh..」、「たぶん初恋のようなもの そして初めての世界 穴が空くほど何かを見つめる視線もやはり 同じ瞳を持った彼女に似ているからなのか」、「これは楽しい悪夢 私たちはシーソーに乗り 上ったり下がったりする まったく理解できないこと 愉快じゃない夢でも 君を見て なんで笑っているんだろう」と、単なる友情やラブストーリーを歌うものではなく、聴く人によって解釈が変わるような複雑なもの。
この世にはいろんな人が存在し、多くの人とお互いに接していくことでさまざまなことを学び、苦楽を経験しながら自分が成長していきます。自分に影響を与えてくれた人、そして自分もそんな存在であり、この世のすべての一人一人が特別であるということを歌っているのかもしれません。


1つの曲の中で、ソウルブルース、R&B、ロックと変化していき、その中でIUの繊細でいて熱っぽい歌声、チョ・ウォンソンのメランコリックな歌声、HYEINのエモーショナルな歌声が魅力的で、最後のパティ・キムのナレーションで世代とジャンルの多彩さを表現し、曲全体が引き締まるような楽曲になっています。
ミュージックビデオには、タン・ウェイも出演。10代のHYEIN、30代のIU、40代のタン・ウェイ、50代のチョ・ウォンソン、80代のパティ・キムといった幅広い年齢の女性が集まったことで、さまざまな人生があり一人一人が特別な存在ということを表現しているように思います。

<プロフィール>
IU
2008年9月18日「迷子」でデビュー。「国民の妹」と呼ばれるシンガーソングライター。2011年にはドラマ「ドリームハイ」で女優デビューし、2012年3月21日に「Good Day」で日本でもデビューを果たす。芯の強さを感じさせる透き通った歌声で人々を魅了。

チョ・ウォンソン(「Roller Coaster」)
Toyの客員ヴォーカルを務め、オム・ジョンファやユンサンなどの歌手とフィーチャリングやコーラスを経て、1999年7月1日に「Roller Coaster」のヴォーカリストとしてデビュー。韓国のインディーズ音楽界を越え、モダンロック、ジャズ、シンセポップの影響を与えたバンド。

HYEIN(「NewJeans」)
キッズモデルとして活躍し、2021年5月からADORの練習生生活を開始。2022年7月22日に「NewJeans」のメンバーとしてデビュー「Attention」でデビューするやいなや、米ビルボードで1位を記録。その後出す曲すべて、各種音源チャートで上位圏を維持し続けている。

パティ・キム
1956年に国務総理杯パンソリコンテストに入賞し、1958年にアメリカ第8軍の舞台で歌手のイ・ヘヨンとデュエットし歌手デビュー。当時の芸名はリンダ・キム。パティ・ペイジのような名歌手になりたいという思いから1959年に現在の名前に改名。韓国のポップボーカルの先駆者となる。

 

WOW!Korea提供

2024.03.06