「LAY AWARDS」というコーナーでは、さまざまな例題に対してLAYが選ぶであろう答えをファンが投票で当てていくというトークタイムへ。「東京で一番やりたいことは?」という質問に、「お寿司を食べる」という投票が多かったが、LAYは「東京タワーで夜景を見る」を選択。理由を聞かれたLAYだったが、彼は「東京一番は東京タワーではありません。東京の一番は皆さんです!」と伝え、2014年に初来日したときのコメントを再現しファンを喜ばせた。
ファン全員が参加した「GAME with P♡LAY」では、とあるお題についてAかBの2択で答え、LAYと同じ答えの人が残っていくというゲームが行われた。LAYは「飲食店に行ってメニューを見る時に最初に見るものは? A:食べ物/B:飲み物(LAYはAを選択)」や「顔を洗いに浴室に行って最初にすることは? A:鏡を見る/B:水を出す(LAYはBを選択)」、「嫌だと思うことは? A:一生YouTube禁止/B:SNS禁止(LAYはBを選択)」など、2択にないものはパスをして真剣に悩んで答えていく。最後まで残った1人にはオープニング映像で実際に使われた便せんにサインを入れた封筒が贈られた。
続いて、「LAY Challenge!」では、ボトルフリップ、輪投げ、デシベル測定(ファンの声援を測定)に挑戦。ファンの「加油(ジャーヨー:ファイト)」の掛け声でペットボトルを投げてみるが、なかなかうまくいかず…。しまいには「ペットボトルの底が凹んでる」と言い訳しながら、何度か挑戦するが失敗し罰ゲームをすることに。罰ゲームは、なんと抽選で選ばれたファンと「Run Back To You」のダンスチャレンジを一緒に踊るというもの! 当選したファンはダンスもしっかり覚えていたようで、練習もほぼすることなくLAYとのダンスチャレンジを披露すると、会場から大きな拍手が送られた。
輪投げチャレンジでは、「簡単です」と余裕を見せながら、近距離で輪を入れていくLAY。これにはファンも罰ゲームが見たいという一心からLAYにダメ出し。ここでもチャレンジに失敗すると、罰ゲームとしてランダムダンスを披露することに。そして、会場にEXOの「Growl」が流れると、会場は割れんばかりの歓声が! 「CALL ME BABY」も流れ、EXOのLAYとしてのパフォーマンスに、会場は大熱狂に包まれた。LAYは「久ぶりに踊りました。とても懐かしいですね。またいつかメンバーとやることがあると思います」とコメントし、さらにファンを熱狂させた。
3つ目のチャレンジは、ファンの声援をデシベルで測り、145を越えたら成功。ファンはLAYに対する熱い声援を送ると、その声にLAYは「すごいですね」と日本語で驚いていた。しかし数字は105.3で失敗に終わってしまう。この結果にLAYは司会者に対して「マイクを観客に向けないとなのに、後ろに向けたら100は超えないですよ」と不満を訴えるが、潔く罰ゲームを受けてくれたLAY。罰ゲームとして、「新曲披露」という文字がビジョンに映ると、2月23日にリリースされたばかりの曲「Run Back To You」のステージへ。爽やかなポップサウンドが会場に広がるなか、ステージを端から端へと歩きながら「ポジティブなエネルギーを与えたい」という思いを込めて披露した。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、イベントの感想を聞かれたLAY。彼は「今日はとても楽しかったです。長い間会えなかったので、またここに来ることができてとても感動しています。みなさんが僕のことを忘れてしまったのではないかと思っていました。今年からまた新たなスタートとして毎年日本に来てパフォーマンスを見せることができればと思っています」と、再会を約束。
ファンとの記念撮影では、ファンが「情熱的で輝くLAY」というスローガンをサプライズで掲げ、その言葉にLAYからは投げキッスでお返し。さらにサプライズは続き、ファンからのメッセージ動画が流れると、それを見たLAYは感激で涙ぐむ姿を見せた。彼はしばらく客席を見ることができずにいたが、頑張って涙を拭ってから前を見てから「みなさん、愛しています」と告げる。そして「これからも一生懸命頑張っていきます」と力強く伝えると、ファンから大きな拍手が送られた。
ラストは、「特別なものを準備した」と話し、東方神起の「時ヲ止メテ」を披露。「♪時ヲ止メテ ずっと君のそばにいたい」というファンに対する思いを込めて、優しい歌声を届けた。歌い終わると、客席に降りてファンとの別れを惜しむLAY。
「みなさん。ありがとうございます。みなさん大好き!」と伝えると、ファンの大きな拍手を受けながらステージを後にした。
取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)