バイク配達員をはねて死亡させたDJイェソンが拘束状態で裁判にかけられた。
26日、ソウル中央地裁刑事5部(部長判事:イ・ジュンドン)は、DJイェソンを特定犯罪加重処罰法上の危険運転致死傷・逃走致傷などの疑いで拘束起訴した。
3日午前4時30分ごろ、カンナム(江南)区ノンヒョン(論峴)洞でDJイェソンは酒を飲み、ベンツ車を運転していたところ、バイクをはね配達員A氏を死亡させた。DJイェソンはセンターラインをオーバーし他の車両に突っ込み、逃走していた時にA氏を引いたことが明らかになった。当時、DJイェソンの血中アルコール濃度は免許取り消しレベルだっという。
DJイェソンの事故が怒りをつのらせたのは、事故直後にも救助措置をきちんとせず、愛犬だけを抱きしめていたため。これに対してDJイェソンは「事故直後、被害者の方が見当たらず、私が人を引いたという事実を認知できなかった」とし、「多くの人たちが車の周りに集まり、私も車から降り、その後子犬があまりにも吠えて現場がうるさいから、抱いていろと言われたので抱いていた。人の命を軽視し、子犬だけを大事にする人はいない」と釈明した。
検察はDJイェソンのベンツ車を捜査過程中に押収し、最高検察庁の“常習飲酒運転厳正対応”の指示により没収する予定。
一方、DJイェソンは韓国と中国を行き来しながら活動し、新型コロナウィルス感染症後、韓国で活動に専念していた。
WOW!Korea提供