「インタビュー」仏教賛歌からトロットまで歌いこなす歌手クォン・ミヒ、日本進出への抱負など語る

Q.私が初めて会った時は「天上の声」で韓国伝統音楽クロスオーバージャンルに挑戦する歌手だったんですが、最近はトロットの方にも気を遣っていますよね。何か理由があるんですか?

これも仏教賛歌と同じきっかけなんですけれども。ラジオ番組「百八歌謡」をしながらそうなっていきました。
この番組をしながら、 毎日4曲を選んで歌わないといけないのに最初は私が歌いたい民謡や仏教賛歌など歌えるものがたくさんありました。だけど残りの2、3曲を埋めなければならないのに、なかったんです。だから私があまりにも幅広く音楽をしていないんだなと思い、それなら私の歌を聞いてくれる方たちを楽しませるためにはリスナーが好きな歌を歌おうと思ってトロットをその時から1曲ずつ練習して歌い、それが約2年くらいになって、その映像を見た方から連絡が来たんです。トロットをユニークにやっているから、ファンたちも好んでくれて、素晴らしい作曲家の先生たちから連絡が来て、正式にアルバムを出しました。


Q.それでトロットの巨匠と言われる作曲家のアン・チヘン先生と作業されたんですか?

はい。私がトロットを伝統音楽に編曲して歌いました。ところが、その映像が縁で私の声を聞いてみて、国楽のようにではなく、このように歌ってみてと注文をしてディレクターをしてくださいました。
それで先生の数多くの曲の中で、これまで書いてくださったものを私にくださいました。私には幸運であり挑戦です。タイトル曲は「西風」です。

Q.最近、アン・チヘン先生とモッポ(木浦)市を素材にしたアルバム制作をしていると聞きました。どんな内容ですか?

木浦と言って思い浮かぶ歌は、イ・ミジャ(李美子)先生の「木浦の涙」という昔の歌しかないと市長が思っていたようです。それで木浦をテーマに新しい歌を作ろうと木浦文化財団とアン・チヘン先生のコラボでアルバムを作ることに参加します。
ナム・ジン、キム・ヨンイム、ソル・ウンドなど6人の歌手が参加して作業しているので、多くの声援をお願いします。


Q.番組「風流大将」で、伝統音楽にロックサウンドを取り入れ、新しいパンソリのジャンルを作っていたことに感銘を受けました。アイデアはどこから出てきたのか、今後もこの類の編曲をされる意向があるのか気になります。

番組の3番目のラウンドで、私とイ・ハジン、イム・ジェヒョンの3人がチームになりました。それで3人で何かを作り出さなければならないのに歌謡を歌うより
大衆が好きなカラーで私たちのやり方で やってみようと思って作った曲で、今もその3人が集まって「トルゲンス」というグループで活動しています。これからこういう編曲は続け、公演もしていく予定です。

Q.海外進出も考えているそうですが、どのジャンルを持って進出されますか? そして計画は?

今トロットの勉強を一生懸命しているのでトロットのジャンルで、日本ではwowKoreaが手伝ってくださるので頑張ります。
そしてまた、伝統音楽アルバムとしてはヨーロッパツアーを「トルゲンス」で準備中です。

Q.最後にファンやリスナーに言いたいことは?

BBS「見えるラジオ」をたくさん愛していただいて、新曲の「西風」もたくさん応援してください。

 

WOW!Korea提供

2024.02.20