「取材レポ」ドラマ『社長ドル・マート』ファンミでシウミン(EXO)、チェ・ウォンミョン、イ・セオン来日!

2月18日東京・豊洲PITにて、「『社長ドル・マート』ドラマファンミーティングin TOKYO」が開催され、主演のシウミン(EXO)、チェ・ウォンミョン、イ・セオンが来日した。この日は、ドラマに関するトークやゲーム、ミニライブの時間が設けられ、日本のファンとの特別な時間を過ごした。

本記事では夜公演をレポートする。(写真は昼公演)

3月20日(水)からHuluで独占配信されるドラマ「社長ドル・マート」は、ある出来事をきっかけに解散することになった5人組アイドルグループ“サンダーボーイズ”のメンバーが、ひょんなことから練習生時代に通っていたマート(スーパー)の社長に就任させられ、まさかの転身でカムバック!?することから始まる友情と成長の物語。右も左もわからない状態からマート(スーパー)を運営する中で起きる問題の数々を前に、ぶつかり合いながらもアイドルグループならではのチームワークで立ち向かい、メンバーそれぞれが抱える事情、そしてアルバイトのイェリム(チェ・ジョンウン)を巡る恋愛模様など、たくさんの要素が詰まった笑いあり、涙あり、胸キュンありのストーリー展開となっている。


サンダーボーイズのメンバーは、メインダンサー(マートではキャッシャー担当)のシン・テホ役をシウミン(EXO)、ビジュアル&ラッパー(マートでは鮮魚担当)のチョ・イジュン役をチェ・ヒョンウォン(MONSTA X) 、リーダー&ダンサー(マートでは青果担当)のチェ・ホラン役をイ・シニョン(「愛の不時着」) 、ボーカル(マートでは精肉担当)のウン・ヨンミン役をチェ・ウォンミョン(「ザ・ファビュラス」) 、そしてグループの末っ子でメインボーカル(マートでは飲料担当)のユン・サンウ役をイ・セオン(「ひかり男子高生徒会」) が演じ、日本でも人気の現役アイドルと若手俳優の豪華共演に、放送前から話題となっていた。

ファンの熱い期待感に場内が包まれる中、司会者の古家正亨が「社長!」と呼びこむと、イ・セオン、シウミン(EXO)、チェ・ウォンミョンの順にステージに登場。日本語で「こんばんは!」とあいさつすると、ファンの黄色い歓声が沸き起こった。

昼公演では緊張していたというチェ・ウォンミョンとイ・セオンだったが、夜公演では緊張もほぐれようで笑顔で両手を振りながらファンサービス。シウミンも元気よく「こんばんはー!」と満面の笑みを浮かべてファンの心を一気に鷲づかみにした。

穏やかな雰囲気の中、トークコーナーがスタート。ドラマのあらすじとキャラクター紹介が行われ、役を演じる上で難しかったことについて聞かれた3人。シウミンは「テホは元アイドルで、僕は現役のアイドルなので、その元アイドルという気持ちがよくわからなくて難しかったです」と話し、忠清南道(チュンチョンナムド)出身のウン・ヨンミン役を演じたチェ・ウォンミョンは「一人だけ方言を使わなければならなかったので、その準備で大変でした」と振り返った。グループの中で末っ子と愛嬌を担当したユン・サンウ役のイ・セオンは、幼く見える顔に見せるために苦労したとのこと。幼く見せるために監督と相談し、パーマをかけたりして役作りをしたそうだ。

ここでシウミンから、「今でも愛嬌できますよね」と急なリクエストが。イ・セオンもそれに応えて可愛く猫ポーズをするが、まだ照れているということで、シウミンがお手本を見せることに。スクリーンいっぱいにキュートな表情が映し出されると、会場は黄色い歓声でいっぱいになった。2人続けて愛嬌を見せたため、チェ・ウォンミョンも強制的に愛嬌を見せなければならない空気に。お手本の影響もあってか、思いっきり可愛い表情を見せてファンを満足させていた。そして、2人の愛嬌に負けじと、イ・セオンも再挑戦。1回目も十分に可愛かったが、2度目の愛嬌はさらにグレードアップし、会場のファンの心をとろけさせた。

この日のイベントのために準備されたダイジェスト映像では、音楽番組で1位候補になった“サンダーボーイズ”がとある出来事によって夢が砕け、その後ギャラの代わりにスーパーをもらったメンバーがスーパーを再建するという内容の映像が流れた。

音楽番組で着ていた衣装について聞かれると、シウミンは「着心地はあまりよくなかった」と正直に話し、タイトな衣装だったため動きにくかったことを明かした。また、撮影現場の雰囲気を聞かれると、チェ・ウォンミョンは「いま見てわかるようにとても親しいので、楽しく撮影しました」と話し、シウミンは「いつも笑いながら撮影していました。みんな可愛くてかっこいい男性だけがいたせいか、僕自身もすごく良かったです」と笑顔を見せた。すると、古家からファンに向けて「あんな(イケメンがいる)マートに行ってみたい人!」と投げかけられると、「はい!」と元気よく答えるファンたち。この反応にシウミンも、「行こう!」と言って立ち上がり、ファンの手を取るような仕草をして立ち去ろうとし、ファンをドキっとさせていた。

ドラマの撮影地となったスーパーは、廃業した店をセットとして作り直して撮影したそうだ。撮影中、実際に営業しているスーパーと勘違いした人が買い物をしていたというエピソードも語ってくれた。

続いて、胸が熱くなるような胸キュンシーンを流すことに。映像の内容が紹介されると、シウミンが胸をウェイブさせ会場を盛り上げる。さらに、シウミンがイ・セオンに無茶振りすると、イ・セオンも頑張って胸を動かし、最後に振られたチェ・ウォンミョンは上着をガバっと脱いで三角筋を披露! 胸ではなくなぜか肩を回すが、そのワイルドさに会場はさらに盛り上がった。

イ・セオンの“胸アツ”シーンでは、店舗の前で弾き語りをするシーンが流れた。このシーンは、マイナス13℃のなか撮影が行われたそうだ。このシーンでは、シウミンとチェ・ウォンミョンも見守るシーンが映し出される。このとき、どんなことを考えていたのかを聞かれると、シウミンは立ち上がって「早く…家に帰りたい(笑)」と再現しファンを笑わせる。一方、チェ・ウォンミョンは「涙を流していたのですが、僕だけ集中して演じていました」と回答。このコメントにシウミンは、「さっきのは冗談です」と言い、実際は「ギター演奏する指を見て、本当に寒そうだなと思いました」と答え、結局演技とは別のことを考えていたことが明かされた。しかし、演奏をしていたイ・セオンは「僕が一番みんなをよく見ていたのでわかります」とにんまり。この微笑みに若干焦る2人だったが、「みんな一生懸命演技していました」と話し、シウミンのコメントをフォロー。この答えにシウミンは、「天才です!」と称えていた。

ドラマはどん底に落ちた元アイドルたちの友情と成長の物語だが、ロマンスも欠かせない。劇中、テホはリーダーで青果担当のホランとバイトのイェリムとの三角関係も描かれている。シウミンは「EXO-L(ファンの呼称)からたくさん愛されているので、愛されなかったことはほとんどない状態で生きてきました。だから、『なんで僕のことが好きじゃないんだろう?』と自然に演じることができました。ファンのおかげです」とにっこりし、ファンを喜ばせた。

トークコーナーを終えると、ファンとチームを組んで挑むゲームコーナーへ。抽選で当たったファンがステージに呼ばれ、3チームで対戦。大きな箸(3種)を両端で野菜や果物を掴み、遠くにいるエコバッグを持っているスタッフのところまで移動させ、2分以内にどのチームが一番多く運べるかどうかが競われた。

最初に挑戦したのは、じゃんけんで勝ったチェ・ウォンミョンチーム。滑りやすいタイプの突っ張り棒を2本使い、りんごやブロッコリーといった大き目のものを箸に乗せて慎重に運ぶ。途中、シウミンが障害物として行く手を阻むも、13個を運ぶことに成功。

続いてイ・セオンチームは、突っ張り棒が伸ばせるという古家のアドバイスを聞き逃さなかったファンが突っ張り棒を伸ばして準備万端。ピーマンやジャガイモなどの小さめの野菜を箸にたくさん乗せて、30個運ぶことに成功した。

30個も運べたことや次に使える箸が短い木の箸だったことから、勝ち目はないだろうという雰囲気が漂っていたが、最後に挑戦するシウミンは自信満々の様子。同じチームのファンに、箸をしっかり持ってと持たせると、スタートの掛け声と同時にシウミンは野菜が置いてあるテーブルの上にあったトレーに野菜や果物を乗せ始め、なんとトレーごと箸に乗せて運ぶ作戦に乗り出した。この光景に、ほかのチームは「タイム!」とダメ出しをするが、トレーに乗せて運ぶ作戦はNGではなかったため、余裕ですべての野菜を運ぶことに成功。余った時間にシウミンは、箸を両手に持ってBGMに合わせてダンスを披露し、会場を大いに盛り上げた。

あっけにとられた2チームをよそに、優勝の舞を踊るシウミンだったが、古家の計らいでそれぞれ頑張っていたチームみんなが優勝することになり、ファンにサイン入りのエコバッグがプレゼントされた。

(2ページに続く)

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2024.02.18