「BTS」RMの個人情報無断閲覧KORAIL職員、再審で結局復職…解雇期間中賃金も支給

「BTS(防弾少年団)」リーダーのRMの乗車券情報を無断閲覧し解雇された韓国鉄道公社(KORAIL)の職員A氏が再審の末、復職した。

22日、KORAILが共に民主党のキム・ドゥグァン議員室に提出した中央労働委員会の再審判定書によると、中央労働委員会は先月14日、A氏を復職させ、解雇期間に正常な仕事をしたとして受け取ることができる賃金を支給するよう命令した。

先立ってKORAILで情報技術(IT)開発業務を受け持っていたA氏は2019年から約3年間RMの乗車券情報などを18回閲覧した。

A氏は「RMの予約内訳を確認して実物を見てきた」とか「友人が近くの座席を取れるよう乗車券情報を知らせた」等の話をし、これを聞いた他の職員の情報提供によりKORAILは自主監査を行った。


明らかになった事実によると、これまでA氏はRMの乗車券情報、住所、携帯電話番号など個人情報を閲覧してきた。

A氏が予約発売システムを開発する部署に勤めていたため、顧客情報へのアクセスが可能だったものと見られる。

これに伴い、A氏は職位解除されたが再審を通じて復職できるようになった。

一方、KORAILは該当事件以後、現在個人情報照会の際にポップアップウィンドウが表示されたり、照会理由を入力するようにする機能を開発し施行している。

WOW!Korea提供

2023.12.22