大ヒット上映中の親日派暗殺描く映画「暗殺」に盗作疑惑…小説家が10億円台訴訟+上映禁止仮処分申請

大ヒット上映中の親日派暗殺描く映画「暗殺」に盗作疑惑…小説家が10億円台訴訟+上映禁止仮処分申請

韓国映画「暗殺」に盗作疑惑が浮上し、話題だ。

小説家チェ・ジョンリムは去る10日、韓国映画「暗殺」が自身が書いた小説「コリアン・メモリーズ」(原題)を盗作したと主張し、チェ・ドンフン監督と制作会社Caper Filmのアン・スヒョン代表、配給を担ったショーボックス(SHOWBOX)のユ・ジョンフン代表を相手に100億ウォン(約10億6000万円)の損害賠償を求める訴訟を提起した。また、これと共に、映画の上映禁止仮処分も申請した。

チェ・ジョンリムは「キム・グ先生が暗殺団を送って日本要人と親日派を排除するという点が著書と同じだ」として盗作疑惑を提起した。

これに先立ち、映画「暗殺」の制作会社はチェ・ジョンリムが主張する女性狙撃手の類似性について「小説の女性主人公ファン・ボリンは序盤、キム・グ先生の行政秘書出身で光復軍87人の一人として朝鮮に派遣され、一度の偉業(慶北知事の暗殺)に投入されるが主な任務は独立資金を運ぶ役割であり、以後、状況室に勤めるなど狙撃手の役割とは遠いキャラクターを見せる。また、男性主人公らと三角関係の恋に陥り葛藤するキャラクターとして描写されている」と解明した。

続けて「『暗殺』のアン・オクユン(チョン・ジヒョン扮)は韓国独立軍の狙撃手出身で、秘密の暗殺作戦に投入されて最後まで任務を成し遂げ、信念を守る最高の狙撃手として百発百中の射撃実力を見せる」と比較した。

観客動員数900万人を突破し1000万人に迫った「暗殺」が盗作疑惑の汚名をどのように解くのか、注目が集まりそうだ。

「暗殺」の盗作疑惑にネットユーザーは「1000万人突破までもうすぐだったのに…」、「残念でならない」、「なんということだ」、「判決を見守らなければならないようだ」などの反応を見せている。

WOW!korea提供

2015.08.13