「取材レポ」KARAニコル 東名阪でファンコン開催 新曲「Gravity」ライブ披露でファン大熱狂!

トークコーナーを終えると、Ms.OOJAの「Be...」を切なく繊細な歌声を響かせ、ミディアムテンポのR&Bナンバー「7-2=誤解」でしっとりと聴かせる。「Don’t Stop」では客席に手を伸ばし、「Come on!」とファンを煽ると、ファンの掛け声も大きくなり、「東京Let’s Go!」とニコルの掛け声からスタートした「Need A Love」でさらに会場は盛り上がる。ニコルも客席ギリギリまで近づいて、ファンと一緒に思いっきり楽しんでいた。
この日は、歌やトーク以外にゲームをする時間も設けられた。とある言葉をほかの言葉やジェスチャーで説明して司会者やファンに答えてもらう「以心伝心ゲーム」では、「ハチ公」というお題を、数字の“8個”と勘違いするが、インフィニティサインの方向を変えて、“8”という言葉を導き出すことに成功し“公”の部分も何とかクリア。そのほか、「となりのトトロ」や「てんぷら」、「ホールインワン」といったお題も、単語一つ一つ言わせて繋げていくようにするスタイルで以心伝心に成功。真剣に説明するニコルの姿をファンは微笑ましく見守っていた。

ゲームでキュートな姿を見せた後は、12月13日発売の「Gravity」を一足早く披露。引力のように惹かれ合う2人の世界観を情熱的に歌い、ニコルも頑張ったという激しいダンスで会場を盛り上げた。フロアの熱気が上昇したところで、エネルギッシュなシンセベースの「Lunar」、初恋のドキドキを爽やかに歌った「Something Special」といったダンスチューンを披露し、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。
最後の曲を終えたニコルがステージを去って行くと、すぐに「ニコル」コールと手拍子が会場に響き渡る。「ニコル!」と叫ぶファンの声が続くと、ファンのアンコールに応えて再登場したニコルは「YOU.F.O」を披露。弾むようなビートに乗りながら、爽やかに伸びる歌声が会場に響き、ファンも一緒に「3、2、1」と歌い、左右に揺れるペンライトに合わせてニコルも体を揺らして会場が一体に。続いてニコルが「Are you ready?」と叫ぶと「Happy」のステージへ。ニコルが客席にマイクを向けると、ファンも「ハッピー!」と楽しい気持ちを思いっきり叫び、この日一番の盛り上がりを見せた。
最後にニコルは「久しぶりのファンコンサート、ありがとうございます。今回のコンサートは、皆さんが見たいと思った曲をいっぱい見せたいと思ったらダンス曲が多すぎて(笑)。体力をつけるために(ダンサーと)みんなで頑張りました。今日で終わるのがちょっと残念です。でもこうやって皆さんとの時間を作ることができてうれしいですし、もうすぐ来月(12月)に日本に来るから。まだまだいっぱい会えるチャンスが残っています。これからももっと頑張りますね。また会える時間を作るように頑張ります」と伝え、最後は頭の上に大きなハートを作り、別れを惜しむファンに見送られる中、ステージを後にした。
取材:Korepo(KOREREPORT.INC)

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2023.12.14