韓国警察が薬物使用が疑われている俳優イ・ソンギュンに対して追加召喚を検討する予定。
11日、ソウル・ソデムン(西大門)区警察庁で定例記者懇談会が開かれたなか、警察庁の関係者は「イ・ソンギュンに関連する捜査にスピードを上げている」とし、「恐喝事件に関連して捜査がもう少し進めば、イ・ソンギュンの召喚を検討するだろう」と明らかにした。
続けて「イ・ソンギュンが薬物を投薬したという容疑と恐喝で告訴した事件が別ではない。恐喝事件の実態がある程度確認されてこそ、薬物投薬容疑に関連した参考人陳述の信憑性を判断することができる」と付け加えた。
イ・ソンギュンの薬物疑惑は10月に警察がインチョン(仁川)港を通じて流入した薬物の流通経路を追跡していたところにふくらんだ。カンナム(江南)のある遊興施設で薬物を使用した容疑を受ける従業員とイ・ソンギュンの連絡情況がとらえられたのだ。
これにイ・ソンギュン側は、「当社は提起されている疑惑に対して正確な事実関係を確認中であり、今後の捜査などに真実な姿勢で誠実に臨む」としながらも、「イ・ソンギュンは事件と関連した人物であるA氏から持続的な恐喝や脅迫を受けてきて、これに対して捜査機関に告訴状を提出した」と伝えた。
その後、イ・ソンギュンは10月28日と11月4日にインチョン警察庁の麻薬犯罪捜査係に出頭し、調査を受けた。当時、イ・ソンギュンは「まずこのような不祥事に巻き込まれて多くの方々に大きな失望感を与えた点を心から謝罪申し上げる。今この瞬間、とても大変な苦痛に耐えている家族たちに申し訳ない気持ち」と謝罪した。イ・ソンギュンは試薬検査、毛髪と尿に対する精密鑑定結果ですべて陰性判定を受けた。
3次調査では補強捜査およびA氏を相手に告訴した恐喝・脅迫事件に捜査が集中される予定。A氏は現在拘束され、調査を受けている状況。事件がどのように流れるのか成り行きが注目される。
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