警察が麻薬投薬の疑いが持たれている俳優イ・ソンギュンの足毛精密鑑定による容疑立証に失敗したという。
14日、韓国日報が報じたところによると、インチョン(仁川)警察庁麻薬犯罪捜査係は先月、イ・ソンギュン容疑者の1次調査当時、すでに髪の毛とともに足の毛を確保し、国立科学捜査研究院(国科捜)に精密検査を依頼した。 これに対し、大韓国立科学捜査研究院が最近「足毛鑑定不可」判定を出したことが確認された。 正確な理由は公開されなかったが、警察はひとまず採取した体毛量が十分ではなかった可能性に重きを置いている。
メディアは警察関係者の話として「イ氏の足の毛を再び採取し鑑定を依頼することを含め色々な方案をうかがっている」と報道した。 ただ、今月4日に行われた2次調査で、追加で提出された体毛はまだないという。
現在までイ・ソンギュンの麻薬類簡易試薬検査と毛髪精密鑑定の両方が陰性である。 事実上、最後に残った物証確保機会と見なされていた足毛鑑定結果に注目が集まった中で、2次鑑定結果が遅れ捜査動力が挫かれる危機に置かれた。
一方、足の毛を通じた精密鑑定は、これに先立って麻薬投薬で有罪判決を受けた歌手兼俳優のパク・ユチョン(元JYJ)の容疑を立証するのに使われた方法だ。 パク・ユチョンは尿検査で出なかった麻薬類成分が足毛精密鑑定で検出され、ヒロポン投薬の疑いで2019年懲役刑執行猶予を宣告されたことがある。
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