Golden Childの新曲「Feel me」を聴いてみた!(動画あり)

Golden Childの新曲「Feel me」を聴いてみた!

昨日、韓国ボーイズグループ「Golden Child」が1年3か月ぶりにアルバム『Feel me』でカムバックした。

9月に兵役を終えて除隊したリーダーのデヨルもグループ活動に復帰し、より意味深いカムバックになっていると感じる。

タイトル曲「Feel me」は、同じ時間を共に過ごしながら成長した若者たちの物語を描いた、ポストグランジロックジャンルの楽曲。

「ポスト・グランジ」とは、ロックジャンルの「グランジ」から派生した「オルタナティヴ・ロック」と「ハードロック」のサブジャンル的サウンドのこと。


ディストーションがかかった歪んだギターサウンドと、苦悩に満ちた歌詞、曲の聴きやすさが重視されたようなよりリスナーに寄り添った音楽ジャンルだと言える。

「Feel me」も、イントロから緊張感が醸し出されていて、ギターサウンドが印象的だ。

幸せと同じくらい辛かった「あの頃の青春」の美しさと、お互いが繋がりあった関係とリスナーを癒やすというメッセージが込められている。

個人的にもアイドルが歌う曲にしては感傷的でメロディアスな感じが、どこか寂しげな印象を与えるように思えた。

7年目という節目を迎える彼らの音楽だからか、MVの彼らの表情が「最後の青春くらい楽しもう」とでも言っているかのようで胸が苦しくなった。

「幸せだった分だけ傷つき、憎んだ分だけ愛した僕の青春へ」というメッセージが登場したMVは、「結局傷さえも美しかった」と続く。メンバーたちが悲しみの涙を流す姿や、笑い合って幸せな時間を過ごす姿が目を引いただけに、これからの動向が気になる彼らだ。

2023.11.04