いま話題の「ムービング」のリュ・スンリョンと「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」のヨム・ジョンア。数多くの映画やドラマで人気を博す実力派俳優の二人が初共演し、人生最後の旅を共にする夫婦をポップな音楽とともに描いたハートフルなロードムービー『人生は、美しい』が、いよいよ11月3日(金・祝)シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国順次公開!
劇場公開に先駆け、「コリアン・シネマ・ウィーク2023」の特別企画として、駐日韓国大使館 韓国文化院との共催で10月19日(木)に『人生は、美しい』プレミア上映会を開催。韓国エンタメをこよなく愛するドランクドラゴンの塚地武雅、韓国大衆文化ジャーナリストの古家正亨をゲストに迎え、特別トークイベントを実施。
続いて本作が、夫婦が旅をしながら人生を振り返っていくロードムービー的な映画であるとともに、本作ならではの特徴の一つが、「ミュージカル」の側面もあるということについて、古家さんは「ミュージカルって好き嫌いがあって、嫌いな人は「だって日常で歌わないじゃん」と言いますよね。確かに日常で「おはよう~♪」と歌う人はいませんが、本作は全く違和感がないんです」 塚地さんも「『ラ・ラ・ランド』のおしゃれな感じとはまた違い、日常の中で突然歌いだすコメディっぽさを逆手にとっているところもうまいし、だからミュージカル部分も笑えるんです」とその魅力を紹介。
さらに、劇中曲が「90年代~2000年前半にかけての大ヒット曲のオンパレード」で、「その中でもイ・ムンセの曲が多く、イ・ムンセに対する監督の愛情を感じる」と古家さんならではの指摘が。そして劇中の映画館デートのシーンをあげ「この場面でかかるのがイ・ムンセの『早朝割引』。実は僕が留学中に流行っていた曲でもあり、当時韓国の映画館って朝イチの回がすごく安くて、確か5000ウォンくらい。500円くらいですね。だからお金のない学生たちは朝一番にデートに行くんです」と解説し、「単純に歌が流れるだけでなく、そのシーンその瞬間に流行っていた曲とその歌詞の世界がとリンクしていて、すごくよかった」としみじみ解説。
一方、自他共に認めるKPOPファンの塚地さんは、主人公セヨンの高校時代の「初恋相手」として登場する、Wanna One出身のオン・ソンウに注目!「KPOPアイドルの方が俳優としても輝いているところをみるのは、もうたまらない!」としたうえで「この映画の中でのオン・ソンウくんは初々しさもありましたし、初恋相手として誰もがこの子に恋しちゃうんじゃないかな、という純朴さとやさしさを見せています!」と熱く語る一幕も。
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