“東洋人差別”vs“規定事前告知”…「M COUNTDOWN」パリ公演で過剰鎮圧論議が止まらない

パリで開かれたK-POPコンサートが人種差別および過剰鎮圧論議に包まれた。

Mnet「MCOUNTDOWN IN FRANCE」は15日(現地時間)、フランスのパリ・ラ・デファンス・アレナ(アリーナ)で開かれた。同日の公演には「NCT DREAM」、「SHINee」のテミン、「MONSTA X」のショヌ&ヒョンウォン、「TREASURE」、「ATEEZ」、「ZEROBASEONE」、PSYなどさまざまなK-POPアーティストたちが出演した。

しかしその後、オンラインには当時公演現場の人種差別を暴露するコメントが多数拡散された。現場にいたと主張するネットユーザーたちは「東洋人がかばんを持ってじっと立っていれば、かばんを開けてカメラがあると退場させた」、「カメラがあると引きずり出し、出てくるとみんな東洋人だった」、「首筋をつかんで、引きずって行った」、「他の外国人はスーツケースを持ってきても遅れをとらなかった」と、東洋人に限って過剰鎮圧が起きたと証言した。


さらに一部のスタッフは現場を見て止めようとするのではなく、笑ったり撮影までしたという話も出てきた。このような後継が盛り込まれた映像もまた公開され、ここには保安要員が観客を捕まえて寝かせて押さえつけるなどの鎮圧をする過程がそのまま映っていた。これに何よりK-POP公演でこのような東洋人が差別と過剰鎮圧が起きたという点を皮肉る批判の意見が多数をなしている状況。

ただ、一部はこの公演会場で専門家用のカメラ搬入を禁止しているという点が何度も告知されたにもかかわらず、これを守らなかった観客たちを対象に措置がなされたと反論したりもした。

これと関連して「M COUNTDOWN」側の関係者はヘラルドPOPに「専門家用のカメラ搬入および撮影は“パリ・ラ・デファンス・アレナ”で禁止する規則でわれわれ側もまたこれに従って事前に公式チャンネルを通じて禁止事項を案内した」と明らかにした。

既存のイベントにも適用されていた同一規定に従ったものだとし、「M COUNTDOWN」側は「制止過程でセキュリティー業者の関係者が不適切な行動をしたのかどうかは事実県警を確認中にある」と付け加えた。果たして今後明確な事実関係の確認と謝罪がなされるか注目される。

WOW!Korea提供

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2023.10.17