「ゲネプロレポート」木山裕策の名作『Home』から生まれた舞台【Home】いよいよ本日10/6(金)開幕! 前日に行われたゲネプロの様子オフィシャルレポート到着!

網浜直子の初舞台作『Home』が10月6日に開幕。K-POPアイドル3人との親子役に「てんやわんやしています」

網浜直子の初舞台作品にして、17年ぶりの演技復帰作となる舞台『Home』が、10月6日~10月9日 まで浅草花劇場で上演される。初日前日の5日、ゲネプロが報道陣に公開された。

舞台『Home』は、歌手・木山裕策の楽曲「home」に込められた家族愛に着想を得て書き下ろされたオリジナルストーリー。昨年3月に初演され、来場者に大きな感動を与えた。2023年版はキャストを新たに、再演。物語の中心となる山郷家を支える母・充子を網浜直子。そして彼女の息子を3人の現役K-POPアイドル、イ・ウゴン(TRITOPS*)、チャン・ユジュン(TRITOPS*)、ノ・ミヌ(BF)が演じる。


夫を早く亡くし、残された借金を返済しながら明るく元気に3人の息子を育てる山郷充子は、商店街のお惣菜店で働いているが、おっちょこちょいで失敗することも。プライベートでも成人した2人の息子を持つ網浜直子が、そんな“おかあちゃん”を舞台初挑戦とは思えないキュートさで好演している。

車椅子の三男・蒼太(ミヌ)は歌手になる夢を抱いている。気が良く優しい長男・祐一(ウゴン)は、蒼太の夢を叶えようと彼に寄り添い、定職に就かずに“山郷兄弟”というデュオとして一緒にストリートライブを行っている。次男・健次(ユジュン)は、エリート銀行員。自我を殺して社会に適応し、父親代わりとなり家計を支えている。

お気楽なニートの長男・祐一に対して、「大人になるって、楽しいことじゃない」と荒ぶる次男・健次。三男・蒼太のためには、自分を犠牲にすることを厭わない祐一。そして、ハンディキャップに負けずに、まっすぐに夢を追い続ける蒼太――。3兄弟が大人になっていく過程の中で、家族と兄弟の絆が深まっていく様を描いている。3兄弟を演じるのは、いずれも韓国人アーティストだが、全編日本語でテンポのよい会話劇を進めていくのには驚かされる。

ゲネプロを終えたばかりの山郷家キャストに意気込みをきいた。

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2023.10.06