韓国俳優カン・テオが映画「ターゲット」(提供/配給PlusMエンターテインメント、制作(株)映画会社ピアナ、監督パク・ヒゴン)に特別出演して存在感を示した。
30日に公開された映画「ターゲット」が順調な興行を続けている中、特別出演したカン・テオにも注目が集まっている。
映画「ターゲット」は中古取引で犯罪のターゲットとなったスヒョン(シン・ヘソン)の日常の中で繰り広げられるサスペンスを盛り込んだスリラーで、カン・テオは劇中サイバー捜査隊所属のナ刑事役を引き受けた。ナ刑事は事件事故が乱発する警察署で中古詐欺事件の被害者スヒョンに心から共感してあげる誠実で情熱的なキャラクターで、スヒョンの状況を真剣に受け止めない人たちとは違い、深刻性を認知して捜査を進めるなど劇の流れを導いていく。
先立って配役のために実際の刑事たちのパターンや生活習慣などを勉強したと明らかにしたカン・テオは、新米刑事の特徴を活かし、被害者には共感力の高い性格だが、犯人には火の中水の中いとわず追いかける姿でリアルなキャラクターを具現した。
緊張感が続くスリラージャンルで唯一息をつく隙を与える「ナ刑事」を作り出したカン・テオは登場するたびに雰囲気をリフレッシュさせて特別出演以上のインパクトを残した。現在軍服務中のカン・テオの空白期で寂しい時間を送るファンたちに嬉しい存在感であろう。
このように「ターゲット」のナ刑事はどこかに存在して生きているかのようにリアルだ。日常の中で起こりえる事柄を盛り込んだストーリーのように映画そのものに溶け込んだカン・テオの姿は、彼のまた別の演技に対しても期待感を抱かせる。
一方、映画「ターゲット」は韓国全国の映画館で絶賛上映中だ。
WOW!Korea提供