「典型的な美人局」…森田宏幸監督の“DJ SODA言及”、韓国のみならず日本でも非難殺到


アニメーターの森田宏幸監督が、最近日本の公演途中に観客からセクハラ被害に遭ったDJ SODAについて、2次加害性のある発言をして物議をかもしている。

去る19日、森田監督はX(旧ツイッター)にDJ SODAのセクハラ騒動に言及し、「DJ SODAが言ってる性被害って、公開型の美人局(つつもたせ)なのだろう」とし、「誘惑されて仲良くしていたら、あとから怖い人が出てくるという」と主張した。


続けて、「音楽フェスの主催者は、彼女の芸に加担しないことだ」とつけ加えた。

この投稿は、日本でも良い反応を得ていない。森田監督の投稿に、“セクハラ被害2次加害”という批判の意見が相次ぐと、すぐに彼は問題の投稿を削除した。

森田監督は、2003年に公開されたスタジオジブリのアニメ映画「猫の恩返し」、「ONE PIECE エピソードオブルフィ 〜ハンドアイランドの冒険〜」の演出などを務めた。

一方、DJ SODAは今月13日、大阪で開催された音楽フェス「MUSIC CIRCUS’23」に出演し、公演中に観客に近づいて盛り上げようとしたときに、セクハラ被害に遭った。

彼女は公演翌日、自身のSNSにセクハラ被害の事実を公開して当時の写真を公開した。一部ネットユーザーが「露出した衣装を着ているのが間違い」という反応を見せると、すぐに「露出がある服を着ているからって、彼らが私を触ったり、セクハラする権利はない」と言及したりした。

また先立って、歌手GACKTもDJ SODAの露出衣装のせいでセクハラが発生したという主張を批判した。彼は、「『派手な格好をしているから』『格好に問題があった』などのコメントが相次いでいるが、どういう神経だ?」とし、「それをやった人間は犯罪を犯しているわけだ。10000%犯罪を犯している方が悪い」と断言した。

彼はまた、「誰がどんな格好をしようが個人の自由。それに対し『そんな格好をしているから』などと当然のごとく言うこと自体がおかしい。まるでやられた方が悪いようなコメントじゃないか。自分の好きな格好ができない、そんな国にしたいのか?」と指摘した。

 

なおDJ SODAと主催側であるTryHard Japanは公式声明を出し、犯人を特定して法的措置し、絶対に許さないという方針を明らかにした。

また、「この事件と関連してDJ SODAに対する根拠ない誹謗やDJ SODAの国籍に対する差別的発言がSNS上に上がってきている」とし、「DJ SODAの権利保護のために無分別な虚偽事実を流布および拡散するこれらのアカウントを、モニタリングおよび追跡中であり、厳重な法的対応をする予定」と明かした。

WOW!Korea提供

2023.08.21